30・10(さんまる いちまる)運動で食品ロスを失くそう!
忘年会・新年会・送別会・歓迎会と、宴会がつづく季節になりましたね!
こういった宴会はお料理コースが決まっていて、食べきれずに残すことが起きやすいんですよね。
この食べ残し=食品ロスを減らす試みのひとつとして、「3010運動」というものが全国的に広まりつつあります。
3010運動との出会い
私の経験では、宴会で食べきれなかった分はお店がパックを用意してくれて、みんなで手分けして持ち帰れたことが多かったのですが、最近は感染症対策のためか食べ残したものを持ち帰れないことがあると聞いてびっくり!
じゃあ残ってしまったらどうするの?と雑談する中で「3010運動」という言葉を聞いて、それはなんだろう?と思って調べてみました。
なんと発祥は長野県!
松本市から始まったその運動はコロナ前からあったようですが、ここ最近の環境問題への関心の高さからなのか、環境省をはじめいろんな自治体が独自パンフレットなど用意して推奨していることに驚いてしまいました。
そうと知れば長野県民としてはやらないと!と思ってしまいます。
3010運動とは
そもそもこの運動ってなにするものなの?と思って環境省のホームページへ行ってみるとこんな説明がありました。
なるほど、宴会の冒頭で「残さずしっかり食べましょう」とみんなに呼びかける運動なんですね。
・・・でも、宴会の冒頭で集まってすぐ、注目を集めつつ言うのはちょっと恥ずかしいカモ!?ですが、宴もたけなわになってからの最後の10分の呼びかけは勢いで言えそうなので、こちらはハードルが低いように感じました。
最初はなんだかんだと言ってみんなちゃんと食べると思うので、最後の10分の声掛けだけでも効果があると思うのです!
でも、なぜこのような運動が声高々に言われているかと言えば
食品ロス、出来るだけ無くすようにしていても、家庭でも出てしまうんですよね。令和3年のコロナ真っ最中でも、おうちでの廃棄よりも事業者の食品廃棄のほうが多いという衝撃の数字を見てしまいました。
令和6年の今、コロナ禍を脱して飲食店も正常運転を始めた今、外食産業の廃棄部分はすごく多くなっていることが予想されます。ここ数年お食事会が出来なかった反動で宴会が多く開催されていますが、皆様の心がけで食品ロスは減らせるのではないでしょうか?
あとは幹事さんになったときには、食べきれるくらいの品数のコースにすることも、食品ロスの観点から見ると、一案でしょうか^^
忘年会に参加するときは「最初の30分、最後の10分は、お料理を楽しむ!」ということをぜひ覚えておいて、お隣さんにも声がけしてみてくださいね。
できるところから、食品ロスを無くしていきましょう。
それでは皆様、胃袋にも、お財布にも、地球にも優しい宴会ライフを!
▷この記事を書いた人:「anyjob」 らるー
次回の記事は、anyjobメンバーの “kobutanuki” さんによる、「サステナブルファッションで節約も環境保護もオシャレも叶えよう!」という内容の予定です。ぜひ次回もご覧くださいね。