わたしたちの日常生活が「ゼロカーボン」成功の鍵?
※高森町から
高森町では、令和3年3月に「長野県高森町ゼロカーボンシティ宣言」を表明して、地球温暖化防止に向けて取り組みを進めてきました。
多くの方に、ゼロカーボンを身近に感じていただけるように、anyjobに記事の連載を依頼しました。
はじめまして、「anyjob」の”ぽてこ”と申します。
「anyjob」は、子育て中の女性や、介護やその他の理由で働きに出られない方などが、在宅でできる仕事をチームで協力して取り組む人の集まりです。
高森町民のメンバーも多く在籍しています。今回から、町民目線で取り組む「ゼロカーボン」の様子をメンバーが交替でお届けしていきたいと思います。
「ゼロカーボン」とわたしたちの日常生活は繋がっている
みなさんは「ゼロカーボン」という言葉を聞いたことがありますか?別の呼び方では「カーボンニュートラル」という言葉も使われます。
私は、ニュースなどで耳にして漠然と「温暖化対策への取り組み?」くらいに思っていましたが、具体的には「温室効果ガスの排出量と吸収量をイコールにすること」を指すのだそうです。
つまりは、気候変動の原因のひとつとされている温室効果ガス削減を目標とする取り組みのことです。
ゼロカーボンやカーボンニュートラルと聞くと、国や企業の話で私たち住民には関係のない、何か大きな取り組みのように感じるかもしれませんが、じつは私たち住民一人ひとりの日常生活も影響を与えるようです。
なぜ、私たち一人ひとりの日常生活が影響するのでしょうか?
じつは、日本のCO2排出量の6割が衣食住を中心とするライフスタイルに起因している(環境省HP「COOL CHOICE」より)からです。
そのことを知って、個人でもできる温暖化対策は何があるかを、上記サイトの「ゼロカーボンアクション30」で見てみると、以下のような項目が挙げられていました。
●個人で取り組める温暖化対策
- 廃棄食品を減らす
- LED照明に変える
- 車を控え公共交通機関や自転車・徒歩で移動する
- 使わないときは電気をこまめに消す
- ゴミを減らしてリサイクルする
- 緑を育てる・緑を増やす
なるほど…これならすぐに取り組めそうですね!
他にもたくさん掲載されていますが、こうした小さなことを積み重ねていくことでゼロカーボンに貢献することができるのです。
▷この記事を書いた人:「anyjob」 ぽてこ
●次回…「カーボンフットプリント」ってどういう意味?
次回もぜひご覧ください