信州たかもり温泉のリニューアル改修に係る基本設計案を検討しています
高森町では、信州たかもり温泉湯ヶ洞・御大の館のリニューアル改修に係る基本設計案を検討しています。開設から約30年経過している当施設は、老朽化による設備の不調や故障が相次いでおり、休館等営業への支障が年々増加傾向にあります。当施設が、中央自動車道座光寺スマートインターに近接しており、南信州地域の玄関口となる観光拠点として、高森町のみならず南信州地域にとって重要な施設であることから、今後、観光誘客事業をより効率的に展開していくため、施設リニューアルの基本設計作成を進めています。
信州たかもり温泉リニューアル基本構想
基本設計案作成にあたり、施設のあるべき姿とリニューアルの方向性の軸を定める基本構想を策定しました。
信州たかもり温泉リニューアル基本構想 (PDF 162KB)
信州たかもり温泉リニューアル検討委員会
令和6年度、施設利用者や観光協会、有識者等による「信州たかもり温泉リニューアル検討委員会」を組織し、施設の改修について検討してきました。
【検討経過】
第1回 2024年9月17日 委員委嘱、施設の見学
第2回 2024年10月9日記録(第2回) (PDF 746KB)
第3回 2024年11月8日記録(第3回) (PDF 285KB)
第4回 2024年12月3日記録(第4回) (PDF 780KB)
第5回 2025年1月22日記録(第5回) (PDF 257KB)
経過報告会を開催しました
基本設計案について、直接皆様へ報告する経過報告会を開催しました。
日時:令和7年1月25日土曜日 午後4時
場所:高森町中央公民館2F大会議室
基本設計案に関する意見を募集しました。
基本設計案の概要について、町民をはじめ施設の利用者にお知らせし、実施設計案に反映していくため意見・感想・提言を募集しました。
意見に対する回答(2月20日現在) (PDF 1.61MB)
意見の分析結果(概要)
リニューアル工事費の予算について
令和7年度工事について、地方交付税算入率の高い国庫「新しい地方経済・生活環境創生交付金:令和6年度補正予算分」を利用するため、令和6年度補正予算に計上します。
リニューアル工事費について
※あくまで想定であり、今後の工事内容、国補助対象経費や交付税の充当率等により変動する場合があります。
源泉の状況について
源泉の揚湯量については、掘削時の平成2年~平成20年にかけて25.9→12.6立米/日と減少しており、平成20年~令和6年にかけては12.6→11.5立米/日と少水量で安定している状況でした。令和6年9月に源泉ポンプが故障したため以降は源泉の揚湯を停止しております。
なお、令和7年1月に源泉井戸の孔内調査を実施し井戸内部の状況を調査しました。中間報告では、ポンプの故障は経年劣化によるものと推定されることと、新しくポンプを設置した場合は、少水量(11.5立米以下)での揚湯量となる見込みで、現状の入浴施設の場合でも十分な湯量の確保には至っておりません。