最近のクマ情報
10月に入り、大島山・吉田地区と山吹地区でクマの目撃や農畜産物被害が「5件」確認されています。
人身被害は発生していません。引き続き、クマと出会わない、クマを寄せつけない行動を心がけましょう。
クマの目撃・出没情報はツキノワグマ情報マップ「けものおと2」にてご確認いただけます。
※「けものおと2」はスマートフォン向けアプリです。
クマの生態
クマは山林に生息しており、町内の山林でも目撃されることがあります。
雑食性で季節によって食べる物が変化し、夏から秋にかけて山で食べ物が不足すると、人里近くに出没し、農作物などへの被害を与えることがあります。その際、人身被害のリスクも高まるため注意が必要です。
基本的に臆病な性格をしていると考えられていますが、驚いたり危険を感じたりすると身を守るために攻撃的になることがあります。
自分自身の身を守るために、県のホームページなどでクマに関する情報や注意事項を確認してください。
クマと遭遇しないために
クマ鈴やラジオなど音の鳴るものを携行しましょう
クマが生息している地域では、クマ鈴やラジオなど音の鳴るものを携行し、鳴らしながら行動することが推奨されています。
一般的にクマは人の気配を感じると自ら避ける習性があります。そのため、ラジオなど音の鳴るものを活用して、クマに自分の存在を知らせるようにしましょう。
朝夕の行動は避け、複数人で行動しましょう
クマが活発に活動する朝夕の時間帯は、山林などに入ることを避けるようにしましょう。
また、万が一の遭遇に備え、複数人で行動することが推奨されています。
周囲を確認しながら移動しましょう
キャンプや魚釣りなどで渓流沿いを移動する場合は、川の流れる音で原因で人もクマもお互いに気づかず、危険な距離まで接近してしまうことがあります。
クマの生息域にいることを意識し、常に周囲の状況に注意しながら行動しましょう。
クマのいる場所に近づかないようにしましょう
クマの足跡やフン、樹木の爪痕などを見つけた場合は、それ以上進まずに引き返すことが重要です。
クマに遭遇してしまったときは
クマも驚き、興奮して攻撃的になる可能性があるため、クマから目を離さず、刺激しないようゆっくりとその場から離れてください。
クマは、逃げるものを追う習性がありますので、背を向けて走って逃げることは絶対に避けてください。
逃げることが困難な場合は、うつ伏せになり、頭と首を手で守る姿勢をとることが被害を軽減する方法として推奨されています。
クマを寄せ付けないために
畑や果樹園等の周囲には、電気柵を設置したり、藪をあらかじめ刈り払うなど、クマを寄せ付けない対策をとりましょう。
また、生ゴミもクマのエサです。一度餌付いてしまうとその場所を執着するようになり、人に見つかることを恐れなくなるなど、人身被害に繋がる可能性が高まります。
クマを目撃したら
クマを目撃した時・クマによる農作物等の被害にあった時は、安全な場所から速やかに「高森町営農支援センターゆうきまたは、高森町役場産業課」へご連絡ください。その際、時間、場所、移動方向、被害にあった作物の種類と数量、クマの頭数等、できるだけ詳しい情報のご提供をお願いします。
