令和6年7月25日(木曜日)に、環境水道課に関連した施設を見学するバスツアーを開催しました。暮らしに身近なごみ処理・上水道・下水道の業務に関心や理解を深めていただこうと、企画したものです。子どもの夏休み期間中に開催したことで、多くの親子に参加いただきました。
福祉センターにて、環境水道課の業務内容を説明して、懇談しました。
その後、バスに乗車して出発!
東京スプレー㈱飯田工場
まず向かった先は、豊丘村にある、東京スプレー株式会社飯田工場。
プラスチック資源ごみや、ペットボトルを選別しています。
町内のステーションから回収されたプラスチック資源ごみをベルトコンベアーに流し、機械と手作業により、リサイクルできないものを分けています。ごみを圧縮・梱包した、250㎏の『ベール』になる工程を見学しました。
工場からは、リチウムイオン電池が入っていると機械内で爆発する恐れがあるため、絶対に入れないでほしいとの説明がありました。
「これまでごみを出した後に処理されていることまで意識していなかった、正しい出し方を確認できた。」といった感想をいただきました。
高森浄化センター
次に向かったのは、高森浄化センター。家庭や事業所で水を使用した後、下水道に流れた水をきれいにする施設です。
トイレや台所などから流れ出た汚水が無色透明の水になっていく工程を見学し、水をきれいにするために欠かせない微生物の説明を聞きました。併せて、生活排水を出すにあたって、どんなことに注意するべきか、実験を見て学習しました。
「水を使った後のことを知ることができた。台所から流した水がきれいになって川に戻るので、気を付けて使いたい。」との感想をいただきました。
堂所浄水場
午後は、堂所浄水場を見学しました。
山から流れてくる川の水をきれいにして、水道水として飲めるようにしている施設です。
ここで作られる水は、市田地区のおよそ1万人が使っています。
工程ごとに水がどんどんキレイになっていく様子を見学し、説明を聞きました。
参加者からは、「毎日おいしい水を飲めるまでの過程がよくわかった、水を使いすぎないようにしたい」といった感想をいただきました。
暮らしに身近なごみ処理・上水道・下水道の業務を実際に見学することで、ゼロカーボンや自然環境を意識していただけるとうれしいです。
今後も様々なイベントを企画していきます。皆様の参加をお待ちしております。