令和6年7月7日(日曜日)に、たかもり生きものしらべ「魚とり」を開催しました。
場所は町内を流れる袋ヶ沢川。多くの親子(9組30人)が参加しました。
生きものしらべは、親子を対象にして、身近に住む生き物の調査を体験します。
魚とりは、参加者が河川と、そこに生息する魚から身近な環境の現状を知り、川や自然に親しむことを目指しています。
講師は高森町の動植物調査の調査員を担当した、大原均さんに依頼しました。
始めに、講師の大原さんから、この地域に生息する魚の特徴について説明を聞きました。
その後、天竜川との合流点から約200m上流の河川に移動して、魚とりを開始。
川の端にある草や石の近くに網を置き、上流を足で揺らすことで魚を捕まえる、「ガサガサ」という方法を用いました。
多くの魚が網に入り、子どもたちの歓声が上がります。
川の流れの変化や植物、ごみの状況などを感じながら、足や網を動かしました。
近くの公民館に移動して、捕った魚を観察します。
オイカワやモロコ、カワヨシノボリ、スナヤツメ、ドジョウの他、様々な種類の魚や生き物を確認することができました。
参加者は、身近な川にこれ程多くの魚が生息していることに驚いていました。
環境の変化や人が運ぶことによって、近年になって増えた種類がいることも知りました。
川にごみを捨ててはいけないこと、水を大切に使いたいとの感想が多く聞かれました。