令和5年8月6日(日)に、たかもり生きものしらべ「水生生物観察会」を開催しました。場所は町内を流れる一級河川、大島川。多くの親子(7組21人)が参加しました。
生きものしらべは、身近に住む生き物を調べて体験することで、自然環境に関心を深めるため、親子を対象にして実施しています。水生生物観察会は、川の中に棲んでいる生きものを捕まえて調べることで、河川の水質を判定します。講師はかわらんべの中村貴俊さんを依頼しました。
採集の様子
始めに天白公園から500m程上流側で実施。人家はまばらで、山に近い場所です。石の下流側に網を置いて石を動かし、石の下にいる生き物を捕まえます。カワゲラ類やカゲロウ類の他、多くの生き物を見つけました。国(環境省・国土交通省)の指標から、ほとんどがきれいな水に住む生き物であり、きれいな水と判定しました。
続いて、標高が250m程低い、天竜川付近に移動。虫の種類は少なくなり、カワニナを最も多く捕まえました。ややきれいな水と判定しました。
観察・水質判定の様子
参加者からは、「人の生活によって水環境に影響があることを感じた。」「川の上側はきれいな水だったけど、人が生活している下側は水が少しきれいではないことがわかった。これからは水を汚さないように生活したい。」といった感想がありました。
環境水道課ではこれからも、自然環境を体験しながら楽しく学ぶ取り組みをしていきます。