1、高森町の伝統芸能
高森町には、祭りや伝統芸能が各地域に伝えられています。伝統芸能は、地域内が安全であることや、住んでいる人たちが幸せに暮らすこと、作物が豊かに実ること等を願って行われています。
(大島山の獅子舞)
高森町内の各地域には、様々な芸能が伝承されています。その中でも、高森町の周辺地域だけの独特な獅子舞として、「屋台獅子」があります。
獅子頭の後ろ側に広がる大きな幕に、演奏をするための屋台を組み合わせたものです。獅子の体内(幕内)には、獅子頭の舞方(舞う人)と、演奏をするお囃子が入って練り歩きます。
※詳しくは、こちらのページをごらんください。
2、令和7年の春祭り
3月下旬から4月中旬にかけて、高森町内の10地域で春祭りが行われます。一般の方が見学することもできます。日程や公演の場所については、添付ファイルをご覧ください。
※開催時間や見どころがわかります。
▶令和7年 獅子舞等伝統芸能公演一覧 (PDF 220KB)
3、見どころ
1、子どもたちの参加
たくさんの子どもたちが伝統芸能に参加しています。それぞれの地域が持つ歴史・文化財に触れる機会となっています。子どもたちは伝統芸能を通じて、地域や人・文化を大切にする、豊かな心を身に付けていきます。
地域の文化を将来に伝えていくために、子どもたちが真剣に取り組む姿が見どころです。また、子どもたちを温かいまなざしで見守る地域の大人の姿もあります。
2、地域ごとの歴史・工夫を感じる
伝統芸能は、地域内が安全であることや、住んでいる人たちが幸せに暮らすこと、作物が豊かに実ること等を願って行われています。
それぞれの地域が持つ歴史や文化・人々の生活等を基にして、時に変化をしながら、今の形として演じられるようになりました。地域の多様性や文化を感じることができます。
獅子を曳(ひ)く役に注目すると、大島山の宇天王(うてんのう)と牛牧の盂闐王(うでんのう )、下市田萩山の三童子、吉田の天狗、山吹地区のおかめや片口が見られます。また、屋台獅子の流れをくみ、頭が獅子ではなく虎である新田の虎舞も珍しいものです。