ギネス世界記録達成しました!!
11月5日(土曜)に流しそうめん世界最長記録への挑戦を行い、
奈良県御所市(2016年)の3,317.7mを約200m上回る、3,515.42mの竹樋を規定数である25g以上の麺が通り、無事ギネス世界記録を達成しました。
これまでに竹の切り出し作業や加工作業等多くの場面でご協力をいただいた皆さまありがとうございました。
流しそうめん世界最長記録挑戦の経緯
「流しそうめんで世界最長記録に挑戦したい!」
きっかけは、令和3年度の「みらい☆懇談会」で現在の中学3年生(当時2年生)が発表したこの提言。背景にあるのは町内でも増え続ける「放置竹林」の問題でした。
生命力の強い竹はスギやヒノキなど樹木の成長を妨げます。しかし繁殖力の強さに対して根は浅く、山などの傾斜部では雨が降った際に地盤が緩んで土砂災害を引き起こす危険性があります。また、正しく整備されていない竹林は野生動物の隠れ家にもなり、獣害や土地の荒廃、景観の悪化などさまざまな悪影響を及ぼします。
こうした放置竹林の利用に加え「町の皆さんにも楽しんでもらいながら、環境への理解を深めるきっかけになれば」と考えられたのが、「流しそうめんで世界最長記録に挑戦!」です。
中学3年生は総合的な学習の時間を活用した地域人材教育「高森の時間」の中で、挑戦日とする11月5日(土曜)に向けて、授業の中で準備を進めています。
詳しくは広報9月号(9月8日発行)をご覧ください。
竹の切り出し、加工、レーン組み立て作業にご協力いただきありがとうございました!
今回の挑戦では現在の流しそうめん世界最長記録3,317.7m(奈良県御所市)の更新に向けて、たくさんの竹が必要となり、同時に流しそうめんのレーンに使えるように加工する作業が必要となります。
竹の切り出し作業
中学生や保護者、地域の皆さまにご協力をいただき、9月18日、19日、24日、10月11日に町内の竹林で竹の切り出し作業を行いました。
竹の加工作業
切り出した竹は町民の皆さんにご協力をいただき、半分に割り、節をハンマーで粗削り、グラインダーを使って表面をきれいに磨き上げる作業を行いました。
最終的に、流しそうめん用に使用可能な3mの長さの竹樋を約1,800本制作できました。