今年で35回目となる平和へのかけはし使節団の結団式・事前学習が行われました。戦後80年を迎える節目の今年、21名の団員が8月6日に広島で行われる平和記念式典に参列します。 結団式・第1回事前学習 7月12日に結団式・第1回事前学習が行われました。派遣団員としての決意表明を一人ずつ発表し、広島への派遣を心待ちにしている様子でした。 事前学習では熊谷弘さんによる紙芝居、グループワークを行いました。 熊谷さんが読んでくれたのは、佐々木偵子さんという被爆を体験された少女のお話しです。使節団の使命として、町民の方が心を込めて作った折り鶴を広島へ届けます。なぜ広島へ折り鶴を届けるのか、どんな意味があるのかを考えながら聞くことができました。 紙芝居の様子写真 次にグループワークを行いました。なぜ日本に原子爆弾が落とされてしまったのか。歴史を遡りながら問題用紙の空欄を埋めていきました。少し苦戦しているようでしたが持参した教科書やタブレットで調べたり、グループで協力して答えを探し出したりして問題を解いていきました。 グループワークの様子写真 第2回事前学習 阿智村にある満蒙開拓平和記念館へ見学に行きました。満蒙開拓について詳しく知らなかった団員も多く、広島へ行く前に地元の歴史を学べたとても良い事前学習ができました。 集合写真 平和へのかけはし使節団は8月5日に高森町を出発し、6日に平和記念式典に参列、7日に広島から帰町します。 この3日間では広島平和記念資料館の見学や被爆証言の語り部の講話、折り鶴の奉納、灯篭流しの見学などを体験します。広島へ行く前にしっかり事前学習ができました。