高森町では「年を重ねても自分らしく暮らせる地域」を目指して、認知症サポーター(認知症を正しく理解し、認知症に対する誤解と偏見を解消し、認知症の人や家族を応援する人)の養成を行っています。
今年度は7月10日に、高森北小学校6年生と保護者、地域の民生委員の方を対象とし、医療法人「ゆりかご」のケアマネージャー安藤和江さんに講師としてお越しいただき認知症サポーター養成講座を実施しました。
「認知症のことを知ろう ~1人ひとりを大切に~」をテーマに、認知症の症状や特徴などを学び、認知症の方を見かけたらどんな対応をすると良いのかグループごと話し合いました。
受講した生徒からは「認知症のことを知ることができてよかった」、「近くに認知症の方がいるかもしれないので認知症について覚えておきたい」、「困っている人がいたら、声をかけたい」などといった感想をいただきました。
受講後、児童一人ひとりに認知症サポーターのしるしとなる「オレンジリング」が手渡され、早速手首に付けて記念撮影を行いました。「オレンジリング」を身につけ、地域で認知症の人や家族を支える一人として、活躍してもらえたらと思います。
今後は、9月に高森南小学校6年生にも同様の講座を開催予定です。