30年度地域ケア会議「いま注目!フレイル予防でのばせ!健康寿命!」
9月8日(土曜日)に福祉センター大ホールで開催し、約120名の参加がありました。平成28、29年度地域ケア会議参集者、一般介護予防教室参加者に加え、一般町民の皆さんにご参加いただきました。
【講師】
◇ 後藤医院 院長 後藤 暁 氏
◇ しぶさか歯科クリニック 院長 渋坂 崇 氏
◇ 株式会社タニタヘルスリンク 龍口 知子 氏
第1部 基調講演
いつまでも元気で暮らし、健康寿命をのばすために今注目されている「フレイル、オーラルフレイル」の視点から、食生活や口腔機能に焦点をあてたお話をしてくださいました。
多くの皆さんにフレイルについて知っていただき、早期にフレイルの兆候に気づき、自分の生活習慣を見直すきっかけとなる話をお聞きすることができました。
【フレイル】
年をとって心身の活力(筋肉、認知機能、社会とのつながりなど)が低下した状態をいいます。
フレイルは「虚弱」を意味する英語「frailty」を語源としてつくられた言葉です。多くの人が健康な状態からこのフレイルの段階を経て、要介護状態に陥ると考えられています。
手作りデザートの試食
タニタ監修 捕食シリーズ
少量でたんぱく質がしっかりとれるおやつ「ごまのブランジェ」を参加者で試食しました。
ごまには、たんぱく質、カルシウム、鉄、悪玉コレステロールを減らしてくれるオレイン酸などが多く含まれています。セサミン、ゴマリグナンといった抗酸化物質やビタミンEも含まれるため、動脈硬化や老化抑制効果も期待できます。
(偏らずにバランスよく食べることが大切です)
第2部 意見交換会
壬生町長をモデルに、簡単にできるフレイルチェック「指輪っかテスト」、「イレブンチェック」を参加者みんなで行いました。自分の状態を知っていただき、基調講演をいただいた先生方に改善点や対処法についてお話いただきました。
皆さん一緒に指輪っかテスト!
後藤先生からイレブンチェックの説明をいただきました。
龍口さんから食事のアドバイスをいただきました。