地区計画とは?
当町では昭和63年4月に始まった第3次振興総合計画にあわせ、町民参加の手法として地区計画の策定を開始しました。「自らの地域を自分たちの視線で考え、課題を解決していこう」という発想に基づき、行政と町民が一丸となって地域や町を創りあげていくことが目的です。高森町にある地区毎で計画書が策定され、常会(小単位)→21地区→7区という流れの中で精査され、最終的には町とのヒアリングの中で年度の事業等が決定します。
地区計画は、
- 「町民視線にたった地域の課題及び解決法の策定」
- 「役員交代が起きても持続可能な計画性」
- 「各地区の特性に応じた柔軟的な運用が可能」などの利点があります。
令和4年度(令和3年策定)様式
令和4年度(令和3年度策定)地区計画様式 (XLS 158KB)
令和4年度(令和3年度策定)地区計画策定方針 (PDF 472KB)
課題、そして新たな姿へ・・・
このように高森町は早い時期から地区計画を始めてきましたが、およそ30年経過した今、多くの課題が生まれてきています。
- 厳しい財政状況が続いているため、さらに精査し事業を採択する必要があること
- これによる事業量減少、計画内容変更への理解
- ハード面への偏り
- 町民も職員も地区計画を策定することが目的となり、お互いこのシステムに依存している(本来は地域ごとの課題発見〜解決が目的であり、策定業務は、その手段の一つにすぎない。)
- 第7次振興総合計画との結びつきの明確化
この課題を解決するには、今までの事業の検証と分析、そして新たな方策を探すため発想の転換が必要となります。今、地区計画は次の段階へ進むため、新しいあり方を探っているところです。