高森町の桜情報
高森町にはたくさんの桜の名所があります。いくつか代表的な桜をご紹介します。
高森南小学校の日本一の学校桜(ソメイヨシノ)
平成元年に作成された高森南小学校の副読本「わたしたちの高森」によると昭和60年に日本桜協会から「日本一の学校桜の表彰を受けた」とあります。現在は、高森町の登録文化財として認定されています。
また、昭和61年3月刊行の南小学校PTA文集『桜ヶ丘』第25号によると、南小学校が日本さくらの会設立20周年記念の「さくら功労者」として表彰されたと出ています。
記録によると昭和6年に統合校舎を建設した際に、この周辺に200本余りの桜を植え、うち校庭の周囲には30本余りを植えたとあります(現在は50本以上)。この記録から、ソメイヨシノは普通樹齢50年と言われていますが約90年になっていることがわかります。
高森南小学校の「日本一の学校桜」を動画で紹介
高森南小学校の「奇跡の学校桜」
平成23年8月の台風にて、この日本一の学校桜の一本が倒れ、横になってしまいました。高森南小学校では樹木の専門医などに相談しながら、この桜を守ってきました。このような活動のおかげで桜は生き延び、当時の校長先生が「奇跡の桜」と名付けました。
平成24年に入り、子どもたちはこの桜が再び色づくことを願っていましたが、このたび写真のとおり綺麗な桜の花を咲かせることができました。
瑠璃寺の桜
平成24年4月18日現在
征夷大将軍だった源頼朝は、仏教を広めるために瑠璃寺を幕府の祈願寺として選定しました。その際に750石の寺領と愛育していた桜の苗3株を寄進され、その桜が今でも瑠璃寺を彩ってくれています。鐘楼東の地主桜(今は二代目)、児童館南のヒガンザクラ、そしてシダレザクラがその3本です。なお、シダレザクラは昭和13年8月12日、長野県の天然記念物に一度指定されたことがあります。戦後の条例改正に伴う見直しにより、現在は天然記念物ではありません。
「高森町さくらマップ」
高森町図書館では「高森町さくらマップ」を作成しています。(「ふるさと資料」から)
高森町図書館の詳細は下記のリンクをクリックしてご覧ください。
※さくらマップには、今は現存しない桜の情報も記載されています。