竜巻から身を守りましょう
竜巻から身を守りましょう
竜巻は日本のどこでも発生しています。年間平均で13個の竜巻発生が確認されています。季節を問わず台風や寒冷前線、低気圧などに伴って発生していますが、特に台風シーズンの9月の発生が最も多く確認されています。竜巻から身を守るにはどうしたらよいのでしょうか。
「竜巻」とはどんな現象でしょうか
竜巻は、発達した積乱雲に伴って発生する激しい渦巻きです。ろうと状や柱状の雲を伴っています。猛烈な風などで短時間に狭い範囲に集中して甚大な被害をもたらします。
気象台では、竜巻が発生しやすい気象状況になっている時に「竜巻注意情報」を発表しています。
「竜巻注意情報」とはどんな情報でしょうか
「竜巻注意情報」は、今まさに竜巻の発生しやすい気象状況になっていることを都道府県単位でお知らせします。「竜巻注意情報」は、「竜巻」だけでなく、発達した積乱雲に伴って発生する突風(ダウンバースト・ガストフロント)も対象としています。
「竜巻注意情報」が発表されているかどうかは、気象庁のホームページで確認できます。
気象庁ホームページから竜巻注意情報について見るには次のリンクをクリックしてください。
「竜巻注意情報」が発表されたらどうしたらいいのでしょうか
「竜巻注意情報」が発表されたら、まず周囲の空の状況を確認して「黒い雲」や「積乱雲」がないか注意しましょう。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合は、頑丈な建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
「発達した積乱雲の近づく兆し」とは
次のような状況となった場合、竜巻の発生するような発達した積乱雲が間近まで近づいている可能性があります。
- 真っ黒い雲が近づき、周囲が急に暗くなる。
- 雷鳴が聞こえたり、雷光が見えたりする。
- ヒヤッとした冷たい風が吹き出す。
- 大粒の雨や「ひょう」が降り出す。
これらは代表的な現象ですが、このような現象が必ず発生するとは限りませんし、はっきりしない場合もあります。異変を感じたら早めの避難を心がけましょう。特に大勢の人の集まる屋外行事や、子供・高齢者を含む屋外活動では速めの行動をお願いします。
「竜巻」から身を守るには
屋外の場合
- 頑丈な構造物の物陰に入って身を小さくする。
物置や車庫、プレハブの中は危険です。また、電柱や太い樹木であっても倒れる恐れがあり危険です。
屋内の場合
- 1階の窓の無い部屋に移動して丈夫な机やテーブルの下に入るなど、身を小さくして頭を守りましょう。
窓やカーテンは閉め、窓から離れます。大きなガラス窓の下や周囲は大変危険です。
関連する情報
- この記事に関するお問い合わせ先
-
総務課 防災安全係
電話:0265-35-9402 / ファックス:0265-35-8294
更新日:2016年09月12日