子どもたちが大島山の獅子舞を体験
2、獅子舞体験を行いました
平成31年3月3日(日曜日)に、大島山獅子舞保存会と大島山こども育成会が主催する、こども獅子舞体験が行われました。会場は大島山公会堂で、参加したのは町内の小学生や地元大島山地区の子どもたちです。
教育委員会では体験内容の検討や参加者募集の支援をしました。
(若手の保存会員が体験を支えます)
はじめに、獅子舞の起源や大島山の獅子舞の歴史等について、保存会の佐々木清さんから聞きました。屋台獅子が飯田下伊那地域だけに見られる特徴であることや、大島山の獅子舞から広まっていったことを知りました。
(説明を聞いて獅子舞のことがわかりました)
次に、宇天王の動作を、保存会員の動きを見ながらやってみます。動きに意味があることを知り、気持ちを込めながら踊りました。たくさんの宇天王がいて壮観です。
(可愛らしい宇天王がいっぱい)
獅子頭を使って実際の舞も体験しました。保存会員の中学生や20歳代の会員が、こどもが持つ獅子頭を支えながら、舞の一部分を踊ります。重い獅子頭に苦戦しながらも、手本の舞を見ながら、ゆっくりと獅子頭を動かしてみます。
(中学生がサポート)
その後、宇天王や猿に変身しました。実際の衣装を着て、役に成りきります。可愛らしい宇天王の誕生に、会場内には笑顔がこぼれます。
最後に、滅多に見られない、宇天王による獅子乗りも体験。
(会場内に笑顔があふれます)
(可愛らしい猿が並んでいます)
これまで獅子舞のことを知らなかったり、春祭りを周りから見たりしていた子どもたちですが、実際に体験することで身近になったようです。
また、保存会員が子どもたちの指導やサポートをすることで、やりがいを感じたようでした。
教育委員会ではこれからも、子どもたちが民俗芸能の魅力を知り、地域を好きになる取り組みを支援していきます。
1、獅子舞体験を行います
1、概要
大島山の獅子舞は、今から900年くらい前にはじまりました。地域の人たちが健康で安全に過ごすことや、畑からたくさんの作物がとれることを願って行われてきました。長い間続けられてきた獅子舞(伝統芸能)を、体験します。
(長野県無形民俗文化財 大島山の獅子舞)
2、内容
1)日 時 3月3日(日曜日) 午後2:00~4:00
2)会 場 大島山公会堂(高森町大島山812 瑠璃寺近く)
3)対 象 高森町内の小学生・中学生
4)内 容 大島山の獅子舞体験
宇天王・鬼・猿の着付、獅子の舞い方
「詳しくはこちらをご覧ください」
■主 催 大島山獅子舞保存会育成部、大島山子ども育成会
共催 南信州民俗芸能継承推進協議会、後援 高森町教育委員会
3、問い合わせ先
「問い合わせ先」
大島山獅子舞保存会育成部(佐々木) 電話/ファックス35-7588
南信州民俗芸能継承推進協議会(南信州広域連合 仲田) 電話53-7100 ファックス53-7155
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教育委員会 文化財保護係
電話:0265-35-9416 / ファックス:0265-35-2973
更新日:2019年05月23日