更新日:2018年10月05日

龍神の舞30周年記念イベントを行います

高森町山吹竜口地区で活動している「竜口龍神の舞保存会」では、平成30年10月7日(日曜日)に、30周年記念イベントを行います。

 

1、日時等

1)日 時  平成30年10月7日(日曜日)午後3時30分頃から

2)場 所  竜口龍の里会館

3)その他  地区運動会の中で行われます  

 

(緑色の龍が母親。赤色の龍が子ども。)

 

2、龍神の舞について

昭和62年に「竜口の名にちなんだ、地域住民みんなが楽しめる伝統芸能を興そう。」という声が高まりました。地区一丸となっての協議と研究の結果、老若男女すべての参加により、楽しく有意義な展開が期待できる芸能として、「竜神の舞」の創造となっていきました。

 

(龍神の舞の前に子どもたちが踊ります)

 

竜口地区の東側には天竜川があります。大雨が続くと、度々洪水となって、多大な被害をもたらしました。このため、人々は神に祈り、人力を尽くして、堤防を守ってきました。

目の前で濁流にのみこまれるわが村の惨状を見た母と子が、身を挺して荒れ狂う流れに飛び込み、やがて二体の龍と化してこの窮状を救ったという伝説が生まれ、地域の人々に語り伝えられてきました。「龍神の舞」は、竜口の地名と語り伝えられた伝説にちなんで創られました。

初公演は、昭和63年11月でした。今は、二体の「龍」を中心にしたこの「龍神の舞」は、「竜口地区」の住民の心を融和しひとつにする、なくてはならぬ存在となっています。

 

(春祭りの日に、希望(所望)する家庭へ出向いて舞います。家庭が円満で繁栄すると言われています。)

 

「龍神の舞」詳しくはこちらをご覧ください

 ↓

高森町の魅力「伝統芸能」

3、竜口地区について

竜口地区は、北東に台城の丘を背にし、東西に長く伸びた平地に、竜口・小沼・原城の三つの里をかかえています。自然に恵まれて土地は肥え、住む人の情けも厚い豊かな地域です。

しかしまた、地区の前には伊那谷の母なる大河天竜川が、岩を噛んで流れ下っており、その地形は、あたかも一体の龍が東の空を望んで天駆ける様に似ています。地区名「竜口」の名付けのゆえんとなっています。

 

(子龍。小中学生が舞います。)

 

事実、台城の段丘によって狭められた地形から押し出された天竜川は、流れが一層強く、いったん大雨が続くような時がやってくると、溢れた出水は、堤防を乗り越え、多大な被害をもたらしました。

このため、現在の万年橋の上流側には水神様が、下流側には九頭竜権現がまつられています。その間に三角ばね(聖牛)※を造って、人々は天を仰いで神に祈り、人力を尽くして堤防を守ってきたのでした。

竜口地区が持つ歴史や自然、そこに住む人々の熱い想いから、龍神の舞が創られたのです。

※三角ばね(聖牛)- 水の勢いを弱め堤防を守る工作物

 

(囃子(はやし)楽器の演奏)

地図情報

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