更新日:2019年09月28日

8/11 明治の学校で子どもが教員に変身

令和元年8月11日(日曜日)に、文化財を活用した企画を、信州大学生が行いました。親子が文化財を体験しながら楽しく学ぶ、「ブンカザイルキッズ」の一環です。

信州大学と高森町が包括連携協定を結んだことが縁となり、インターンシップとして実施しました。

 

(明治時代の教室にかわいらしい教員が誕生)

 

 はじめに、江戸時代に建てられた本棟住宅である、竹ノ内家住宅を訪れました。昔の冷蔵庫である「むろ」を見学。30℃を超える暑い日でしたが、むろの中にある温度計は21℃。

夏でも冬でも、同じくらいの気温になっていることを聞いて、子どもたちはびっくり。温度計を触ると、ひんやりしていました。

 

(重要文化財 竹ノ内家住宅)

 

その後、修理したばかりの屋根を見ました。木の板を並べ、石を置いて屋根ができていることが、信じられないといった様子。当時は身近なところで手に入る材料を使って家を建てていたこと、丈夫になるように工夫をしていたことを聞いて、知恵に感心しました。

 

(本当に木の板と石でできているの?)

 

昔の人の生活や知恵を知ることができる文化財を残していくためには、定期的な修理が必要であることを知りました。

 

 

(旧下市田学校校舎)

 

 続いて、旧下市田学校に移動し、大学生の企画で子どもたちが教員に変身しました。普段は学校で生徒として学んでいる小学生が、明治時代の小学校で教員になるという内容です。

 

(授業の様子)

 

教員になって教えることは、高森町の良いところ。生徒はお父さん・お母さんです。子どもたちは班に分かれ、大学生が中心になって町の良さを話し合い、まとめていきました。

 

(まるでお兄ちゃんのよう)

 

大学生が丁寧かつ熱心に、子どもたちの意見を引き出します。模造紙にまとめる時は、誰ということなく、進んで書き込んでいきます。

 

(どんどん書いていきます)

 

また、発表者を決める際には、大学生の問いかけに、全員が手を挙げたことにびっくり。大学生が一生懸命、子どもたちに接していることが、伝わったのでしょうか。

 

(町の良さを発表するひとー。全員が手を挙げました。)

 

発表のリハーサルをした後、袴を着て、明治時代を再現した教室で教員に変身しました。生徒であるお父さんお母さんに、全員が力強く、高森の良さを教えました。

 

(リハーサル)

 

今回の企画は、ブンカザイルキッズのメンバーが高校生や大学生になった時のことを想定したものです。スタッフとして、次の世代の子どもたちに、町の良さを伝えていく人材になってほしいとの想いがあります。

 

(棒で差しながら説明)

 

大学生は、どうしたら子どもたちが意見を出しやすくなるか、不安にならずに発表できるか等、何度も計画を見直してきました。

 

(大学生の説明)

 

体験当日は、大学生や親がびっくりするほど、子どもたちは積極的に活動しました。大学生の気持ちが、子どもに通じたのだと思います。

子どもたちは大学生のことを、一緒に考えて活動をしてくれる、格好いいお兄ちゃんだと感じたようでした。

この記事に関するお問い合わせ先
教育委員会 文化財保護係

電話:0265-35-9416 / ファックス:0265-35-2973

お問い合わせはこちら