更新日:2018年12月28日

松岡城秋の陣(城跡での戦い体験)を行いました

2、秋の陣を行いました

1)秋の陣について

平成30年10月21日(日曜日)に松岡城秋の陣を開催しました。子どもたちが地域の歴史や文化財(松岡城)を身近に感じることで関心を持ち、たかもりを好きになってほしいとの願いが込められています。

 

(合戦の様子)

 

高森町教育委員会と松岡城址愛護会が開催して、高森町内の小学生と家族が参加しました。

 

2)城跡内の枯れ枝拾い

はじめに本曲輪(※)に落ちている、木の枯れ枝を拾いました。松岡城址愛護会の活動を体験することで、人の活動によって城跡がきれいになっていることを知りました。

(いつも木の枝を拾ってお城をきれいにしてくれていたんだね)

 

子どもたちは木の枝を競い合うようにして拾い、軽トラック山盛り3台分を集めることができました。

 

(だいぶ集まってきたぞ)

 

本曲輪の先端に集まって座り、休憩をしながら松岡城跡のことを学びました。目の前には雪をかぶったばかりの南アルプスや天竜川、河岸段丘の景色が広がっています。

 

(絶景を目の前にしての学び。真剣なまなざし。)

 

※曲輪(くるわ)・・・堀等に囲まれた平らなところ。城の中心部分を本曲輪、次から2の曲輪、3の曲輪と呼ばれます。時代が後になると、丸(本丸等)と呼ばれるようになります。

 

3)弓矢の体験

松岡城から堀の中に向かって矢を射ることで、城の守りやすさを知るねらいがあります。

体験に使った弓と矢は、子どもたちに楽しんでもらいたいとのことで、松岡城址愛護会員が手作りしました。子どもが参加することで、やりがいが高まったのだと感じます。

 

(学年の大きい子から小さい子に教えます)

 

初めて弓矢を見る子どもたちが多く、思うように射ることができません。愛護会員や大人に教えてもらいながら体験しました。何度かやっているうちに上達して、城を攻めてくる敵に見立てた的をねらえるようになりました。

 

(堀の上からは的をねらいやすいね)

 

また、子どもに教えているうちに、親も体験したいという希望が出ました。予定にはなかった大人の弓矢体験の時間を作りました。

 

参加者の感想

・矢が飛んで行って楽しかった。

・矢を射るのは難しかったけど、だんだんできるようになった。

・堀の上(松岡城)から弓矢を使うと、とても守りやすいことが分かった。

 

(堀の上にならんだ弓矢隊は壮観です)

 

4)松岡城秋の陣

最後に合戦の体験をしました。

子どもたちは攻める側と守る側(松岡城)に分かれます。

 

(攻める側の本陣。掛け声で合戦スタート。)

 

攻める側は3の曲輪が本陣です。2の堀を挟んで、2の曲輪が松岡城を守る側の本陣です。松岡城を守るための仕組みである堀にどのような効果があるのか、実際に戦いを体験することで関心を深めてもらうねらいがあります。

 

(守る側(松岡城)。待ち構えます。)

 

合戦前から、時の駅で働く子育て中の女性作業員が作った牛乳パックかぶとの争奪戦になるほどの盛り上がりを見せました。

 

「ルール」

1、腕に付けたカラーボールを発泡スチロールの刀で落とされると「待機」になり、行動できなくなります。

2、守る側の武器である弓矢や投石に見立てたボールに当たった場合も「待機」になります。

3、大将が「待機」になると負けです。大将はふさふさが付いたカッコいいカブトをかぶります。

 

(松岡城の大将と護衛隊)

 

はじめは攻める側・守る側の人数を同じにしました。

攻める側は堀をおりて攻めようとしますが、守る側(松岡城)から雨のように降ってくるボールに次々に当たり、まったく攻撃することができませんでした。

 

(松岡城に攻め込むぞー)

(堀の中までくると・・・・)

(城内から雨のように攻撃され・・・・)

(松岡城は守りが強い城だ)

 

次に、攻める側を守る側よりも倍の人数にしましたが、思うように攻められない状況は変わりません。

何度か合戦を繰り返すうちに、攻める側は一点を集中してねらう作戦で堀を突破します。松岡城内での攻城戦になりました。守る側・攻める側が混ざっての大乱戦になります。守り手側の大将が「待機」になり、攻める側の勝利となりました。

 

(一点に集中して城を攻めました)

 

その後も人数を変えながら体験しましたが、全体的に守る側(松岡城)が有利でした。

最後には、攻める側と守る側が仲直りの握手をして、松岡城秋の陣は終了しました。

 

(松岡城内での戦い)

 

「参加者の感想」

・楽しかった。またやりたい。

・松岡城は守りが強い城だったことがわかった。

・堀があると攻めるのが難しかった。

・初めて松岡城に来たが、体験して身近に感じた。

・歴史に興味を持った。

・昔は戦いがあったから大変だと思った。

・高森町にすごいところ(松岡城)があることがわかった。

 

(長野放送の取材がありました)

 

「秋の陣開催への想い」

松岡城址愛護会では、これまで7年間行ってきた地元音楽団体の発表会や野点を中心とした松岡城秋を観る会を変更して、秋の陣を開催しました。将来を担っていく子どもたちが、松岡城を体験しながら楽しく学ぶことで、地域を好きになってほしいとの願いからです。

子どもたちが体験する弓矢を製作したり、安全に体験できるように見守ったりしました。楽しく安全な体験にすることができました。

 

(本陣は愛護会が準備。こだわりがいっぱい。)

1、秋の陣を行います

1)秋の陣について

平成30年10月21日(日曜日)に、松岡城址秋の陣 ~松岡城で遊ぼう~ を行います。松岡城址愛護会が主催し、教育委員会が共催します。

これまで7回開催してきた松岡城址秋を観る会を変更して実施します。

 

(体験のイメージ)

 

小学生と家族が戦国時代の戦いを体験することで、松岡城の守りの強さを知ります。松岡城跡や町の歴史に関心を持つことを目指します。

 

(弓矢の体験)

 

2)日程

1、日  時 平成30年10月21日(日曜日)午前9時から12時

2、場  所 松源寺駐車場集合(雨天時は中止)

3、対  象 高森南小学校・北小学校の児童と家族

4、内  容 枯れ枝ひろい(お城をきれいにしよう)、弓矢の体験、松岡城の合戦

5、持 ち 物 動きやすい靴・服装(長袖・長ズボン)、帽子、手袋

 

(堀があると守りが強い!?)

 

3)参加申し込み

参加を希望される方は、高森町教育委員会事務局 文化財保護係までお申し込みください。

 

詳しくはこちらをご覧ください。

 ↓

松岡城秋の陣チラシ(PDF:439.9KB)

地図情報

この記事に関するお問い合わせ先
教育委員会 文化財保護係

電話:0265-35-9416 / ファックス:0265-35-2973

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