更新日:2018年08月24日

土器や石器を探す発掘調査体験をしました

2、体験を行いました

平成30年7月15日(日曜日)に、出原地区にあるアグリ交流センターと周辺の遺跡で、土器や石器の発掘調査体験を行いました。

高森町内の小学生が参加したほか、子育て中の女性作業員の子どもたちが、母親の仕事を体験しました。

 

(体験中:土器や石器が見つかるかな?)

 

今回のイベントは、作業員として働いている子育て中の女性が中心になって、企画をしたものです。講師をするのは、日頃、発掘調査をしている作業員です。

 

(子育て中の女性作業員(母親)と子ども。縄文アクセサリー作り。)

 

体験の場所は、今から約4,000年前の縄文時代に人々が住んでいた跡である、千早原遺跡です。遺跡に移動してから、現在行われている発掘調査の結果や、土器や石器の説明を聞きました。

なぜ縄文時代の地面よりも、現在の地面が高いのか、プラケースを使って実演しました。

 

(発掘調査の成果を説明)

 

作業員から道具の扱い方を教わった後、子どもたちが発掘調査に挑戦します。

地面や調査用の穴を、丁寧に削っていきます。道具を扱う子どもたちの表情は真剣です。

 

(道具の説明に熱が入る作業員)

(大勢が参加したため、2班に分かれて体験します)

(熱心に、黙々と土を削ります)

 

あちこちから、「あった!」、「見つけた!」等の声が聞こえてきました。

発見したものは土にまみれて真っ黒です。

手で土を取り除いてみると・・・・・

 

土器や石器、黒曜石です!!

 

(発見!)

 

子どもたちは見つけた物を手に持って、目を輝かせていました。

会場には、歓声と笑顔があふれます。

 

(見つけた物を作業員に確認してもらいます)

 

子どもたちが楽しく体験できるように企画・準備をしてきた作業員も、笑顔がいっぱいです。

子育て中の女性作業員は丁寧に、子どもたちに仕事のことを伝えていました。子どもたちも熱心に、お母さんの話に耳を傾けます。

 

(参加した子どもと一緒に喜ぶ作業員)

(子育て中の女性作業員(母親)と子ども。土器を発見!)

 

調査の後には、アグリ交流センターに移動して、縄文時代の説明を聞きました。自分たちが見つけた土器や石器が、どのようにして使われていたのか知りました。

 

 

その後、縄文時代の生活体験です。

どんぐりの粉を使ったホットケーキは、わかもの☆特命係(短大生)が、子どもたちと一緒に作りました。石器を使って割ったくるみも、ホットケーキの中に入れます。

 

(わかもの☆特命係と子どもが一緒に体験)

(くるみ割り体験)

 

苦いどんぐりホットケーキに、子どもたちがどのような反応を示すか心配していたのですが・・・・

大喜びで完食!

何度も焼いて、ぺろりと食べてしまいました。

 

(作業員と若者、子どもの交流になりました)

 

石器や黒曜石を使った包丁体験では、黒曜石の切れやすさに驚いていました。

高森町内で発見される黒曜石は、諏訪地域の和田峠から運ばれたものだと考えられています。遠方から黒曜石を入手した理由を肌で感じたようです。

 

(石器と黒曜石の切れやすさを体感)

 

縄文アクセサリーづくりでは、まが玉だけではなく、思い思いの形ができていきました。子どもたちの想像力の高さに驚きます。

作業員が作った穴あけ用の台を使って、子どもたちは安全に楽しく工作をすることができました。

 

(アクセサリー作り。好きな形を描いていきます。)

(可愛らしいアクセサリーができました)

 

体験の後では、企画をした子育て中の女性作業員とわかもの☆特命係が交流会をしました。

特命係からは、子育て中の女性作業員の子どもたちが、母親の仕事を体験しながら楽しめる企画をしたことはすごい、との感想がありました。女性作業員からも、わかものが企画に参加して、子どもたちと一緒に体験してくれてうれしい、との声がありました。

 

(交流会。子どもや発掘の話が盛り上がりました。)

 

今回の発掘調査体験を通じて、子どもたちは歴史や文化財に興味を持つきっかけになったようです。土にまみれながら発掘調査をする子どもたちの表情は生き生きとしていて、目が輝いていくのが分かりました。

 

教育委員会では、子どもたちが文化財を体験しながら楽しく学ぶ取り組みを進めています。文化財を通じた人づくりを、若者へと広げていきます。

また、作業員が働きやすくやりがいのある職場環境をつくっていきます。

 

発掘調査の様子

 ↓

「千早原遺跡の発掘調査をしています

 

子育て中の女性作業員の関わり

 ↓

「子育て中の女性が埋蔵文化財の作業を行っています」

1、参加者を募集します

出原地区にある千早原いせきでは、今から6,000年くらい前(縄文時代)の人が生活したあとの発掘調査をしています。調査をしている場所で、昔の人が使った道具である、土器や石器をさがすための調査を体験します。

 

(高森北小学校歴史探検クラブによる体験の様子)

1、日時・場所

1)日時 7月15日(日曜日) 午前9時00分から12時00分

※小雨の時は実施します。雨天時は交流センター内での調査体験、生活体験を行います。

2)集合場所 出原地区 アグリ交流センター(旧欄植物園)

2、参加の対象

高森町内の小学校4年生~6年生と保護者です。

ブンカザイルキッズのメンバーは、年齢に関係なく参加できます。

 わかもの☆特命係の皆さんも参加する予定です。

3、持ち物・服装

1)持 ち 物  タオル、飲み物、小雨時:カッパ

2)服  装  帽子、軍手、汚れても良い服装・クツ

4、参加費

無料です

5、発掘調査の内容

1)実際に発掘調査をする道具を使って、地面や土のかべをけずり、土器や石器を探します。

(研究のため、見つかった場合には、お持ち帰りいただけません)。

2)土器(カケラ)のレプリカや黒曜石を見つけて、持ち帰ることができる企画もあります。

 

(石器を発見!ていねいに土を取り除きます)

 

6、生活体験の内容(希望者)

(1)縄文時代の人たちは木の実を食べていました。どんぐりの粉を使ったホットケーキを作ります。

(2)石器を使って、木の実を割ったり物を切ったりします。

(4)ストローや画用紙を使って、縄文時代のアクセサリーを作ります。

(5)いろいろな色の土を使って、泥団子を作ります(時代によって土の色が違います)。

 

(土器を見つけた!)

 

7、講師

体験の講師は、実際の発掘調査をしている作業員さんです。

8、企画をしたのは子育て中の女性です

体験を企画したのは、発掘調査の作業員として働いている、保育園児や小学生のお母さんたちです。参加する子どもたちが楽しめるように、いろいろなアイデアを出しました。準備も作業員さんが行います。

今回の企画では、子育てをする女性作業員さんの子どもが、お母さんの仕事を体験します。

 

企画会議をしているところ、千早原いせきでの発掘調査の様子

9、人づくりをわかものへ

体験を企画した女性作業員さんとわかもの☆特命係(短大生)の皆さんが、昼食交流会を行う予定です。

文化財を通じた学びによる人づくりの取り組みを、若者に広げていきます。

地図情報

この記事に関するお問い合わせ先
教育委員会 文化財保護係

電話:0265-35-9416 / ファックス:0265-35-2973

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