更新日:2018年06月12日

1/7 小正月飾りつくり体験教室を行いました

1、小正月飾りつくり体験教室について

1)概要

平成30年1月8日(月曜日)に、高森町歴史民俗資料館時の駅が主催する、「小正月飾りつくり体験教室が行われました。約60名の参加がありました。

ブンカザイルキッズもこの行事に参加しました。

(餅花を飾っているところ)

行事の様子は、TSBテレビ信州の「報道ゲンバFace」(午後6時15分)でも放送されました。

2)体験教室のねらい

小正月は昔、農家を中心に行われていた年中行事です。子どもたちが小正月飾り(餅花・まゆ玉)を作って、豊作を願った昔の人の気持ちになることで、地域への関心や愛着を持ちます。

 

2、餅つき

はじめに、昔ながらの木の臼(うす)と杵(きね)を使っての餅つきです。当日は雪が舞う寒い日でしたが、手をこすりながら餅をつく順番を待ちました。

(1人で力強くつきます)

一人で杵が持てる子は力一杯、小さな子は手伝ってもらいながら、皆でお餅をつきました。ぺったんぺったんと、力強い音が、雪空に響き渡ります。

(手伝ってもらいながら一生懸命つきます)

小正月飾りの分もあったので、3升を一生懸命つきました。

 

(テレビ信州の取材がありました)

出来上がったお餅は小さく千切って、きな粉や胡麻や餡子をまぶしました。弾力があって伸びる餅を切るのは、不思議な感覚です。作業をする子どもたちと同じような、可愛らしくて小さな丸い餅ができあがっていきました。

(子ども同士で協力して作業をしていきます)

(楽しみながらきな粉をまぶしていきます)

小正月飾りの餅花と繭(まゆ)玉も、餅から作りました。子どもたちが丸めて、お蚕様の繭の形にしていきます。大きさや形にばらつきはありましたが、たくさんの繭ができあがりました。

(繭玉について教えてもらいながら作ります)

3、小正月について学ぶ

みんなで造った餅を食べながら、時の駅の松上館長から、小正月についての話を聞きました。

(どれもおいしそう。子どもたちが集まります。)

小正月には農家を中心にして、ほんやりや成木責め等の色々な行事が行われてきました。今回作るのは餅花(もちばな)と繭玉(まゆだま)です。

(家族で食べる餅はとってもおいしい!)

餅花はお米がたくさんとれるように、繭玉はお蚕様がたくさん取れるようにという願いが込められていると教えてもらいました。お餅には不思議な力があると信じられていて、実はお年玉も昔はお餅をもらうことだったそうです。

(小正月について学びます)

その後、これまでずっと小正月行事を家で行ってきた塩沢さんから、飾りに込められた思いを学びました。

 

4、餅花・繭玉飾り

いよいよ餅花と繭玉飾りを造ります。

まずは餅花飾り。小さく切った餅を、葉を落とした竹の枝に指していきます。先端のほうには稲穂に見立てた長い餅を飾ることでぐっと竹をしならせて、稲穂が頭を垂れるように見せるのがポイントです。餅花の名前の通り、竹に花が咲いたように餅が飾られると、参加者から歓声があがりました。

(餅花を付けていきます)

次に繭玉です。お蚕さまの繭に似せた繭玉を、ソヨゴの木に飾ります。皆でよくこねて綺麗に色をつけた赤・黄色・緑・白の繭玉を枝に飾ると、きれいな花が咲いているようでした。

(繭玉を飾っています。黙々と付けていました。)

最後にお土産用にミニサイズの餅花を造りました。先ほどの竹とは違い葉っぱがついている小枝です。餅花を飾った時、綺麗に見えるように適度に葉を残しながら、オリジナルの餅花を造りました。

(オリジナルの餅花づくり)

最後に自分のミニ餅花を持って、餅花と繭玉の前で記念撮影。どれも綺麗に出来ました。

(子どもたちの顔は輝いていました)

昔はどこの家でも当たり前のように造られてきた小正月飾りも、今ではほとんど行われなくなりました。飾りに込められた昔の人たちの願いを知って体験することで、地域や食べ物に感謝する子どもたちに成長していってほしいです。

(左が餅花飾り・右が繭玉飾りです)

(花が咲いているかのようです)

5、飾りを下ろしました

1月25日(木曜日)に、小正月飾りを下ろしました。高森南小学校の子どもたちが学校帰りに寄ってくれました。賑やかに餅を枝から取っていきます。

(大勢の子どもたちが集まってくれました)

小正月飾りの餅を食べることで、今年1年が健康で幸せになると良いですね。

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