更新日:2018年06月12日

11/12 松岡城の体験「城を攻める×守る」を行いました

1、松岡城の体験について

11月12日(日曜日)に、ブンカザイルキッズが主催する松岡城の体験が、松岡城跡を会場として行われました。戦国時代の城である松岡城が持つ守りの工夫を、子どもたちが「攻める・守る・戦う」ことで体験します。

(攻城戦のようす)

 

2、城の説明を聞く

初めに、時の駅の松上館長から、松岡城址や松岡氏の歴史、戦国時代のことについて、説明を聞きました。

松岡氏は平安時代に、東北地方から当時の高森町に逃れてきて、古城(松岡城の西約600m)に約300年間住みます。

(戦国時代の城について説明を聞きます)

その後、南北朝時代に松岡城を造り、戦国時代末期までの約200年間を居城としました。戦国時代に廃城(城として使われない)になったため、城を守るための仕組み(堀や帯曲輪等)が良く残っていることの説明がありました。

城をなぜ、3方向が崖になっている場所に作ったのか、みんなで考えてみました。

(二の堀。敵から攻められにくいように、大きな掘(穴)があります。)

 

3、堀の深さを測る

次に五の堀で、実際に堀の深さがどれくらいあるのか、巻き尺を使って測ってみました。堀の上から下まで巻き尺を当ててみると・・・・

約7mあります。今は堀の底が土で埋まっていますが、城が使われていた当時は、10m程あったと言われています。実際に堀の中に入ってみると、上から見た時とは感じ方が違います。堀の上まではとても高く、急な角度になっていて驚きました。

(堀の深さを測ります。堀の中に入ってみると、思った以上に深い。)

 

4、松岡城を攻撃する体験

続いて、城を攻撃する体験をしました。城を攻めるには、堀を下った後に登らなければなりません。実際の戦いの際には、甲冑(鎧)も身に着けます。戦国時代の大人の甲冑は20~30kgあったと言われていますが、子ども用に6kgの重りを入れたリュックサックを背負いました。

(甲冑を着て堀を登るのは大変・・・・)

五の堀を下って松岡城側に登ります。甲冑(リュックサック)を身に着けた子どもたちが息を切らしながら登ってくると、堀の上から槍で攻撃され、身動きが取れません・・・・

子どもたちは堀を登って攻撃することの大変さを感じました。

(苦労して登ったのに、槍で攻撃される・・・・)

5、松岡城を守る体験

次に、城を守る体験をしました。堀の中を攻めてくる敵に見立てた等身大の的を、堀の上から弓矢で攻撃しました。初めは扱いがうまくいかず、思うように矢は飛びません。

(弓矢の扱いが分からず、上手く射れません。)

何回か練習して慣れてくると、的に当てられるようになりました。子どもたちが並んで射ると、雨のように矢が放たれていきます。

(だいぶ慣れてきたぞ)

堀の中を攻めてくる敵を、堀の上から弓矢で攻撃すると、守りやすいことがわかりました。

(堀の中に、次々と矢が放たれます)

 

6、攻城戦を体験

最後に、松岡城での戦いを体験しました。攻撃側は堀を登り切ることを目指し、守備側は堀を登られないように防ぐことが目標です。

(城を攻める兵士)

(城を守る松岡城の兵士)

攻撃側の武器は刀、守備側の武器は弓矢と投石に見立てた石です。攻撃側の「いくぞー」の掛け声で合戦が始まります。攻撃側の兵士は、果敢に堀を登ろうとします。守備側の兵士は、石を投げて防ぎます。戦いは白熱しました。

(戦いの火ぶたが切られました)

(激しい攻城戦)

攻撃側の兵士は、雨のように降ってくる投石に遭います。

攻撃側と守備側を交替しながら何度も合戦をしましたが、松岡城が攻め落とされることは一度もありませんでした。

(堀の上から次々と攻撃されます)

(松岡城は守りが強い城だ・・・・)

体験を通じて子どもたちからは、松岡城は攻めにくくて守りが強い城だと思った。堀は城を守るために大事な意味があることがわかった。松岡城にはいろいろな守りの工夫があり、すごい城だと感じたとの感想がありました。

 

教育委員会事務局では、身近な文化財を体験しながら楽しく学ぶことによって、地域に関心や愛着を持つ取り組みを支援しています。

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