更新日:2018年06月13日

高森中学校美術部の生徒が今村清之助について学びました

平成29年11月22日(水曜日)に、高森中学校美術部の生徒が、高森町出身で明治時代に活躍した今村清之助氏を学びました。講師は高森町歴史民俗資料館 時の駅の松上館長です。

1、学習会について

町経営企画課からの依頼により、今村清之助氏のイラストに色を塗ったことがきっかけとなり、学習会を企画しました。

教育委員会事務局では「文化財を通じた子育ての取り組み」を行っています。偉人の功績を知るだけではなく、地域に貢献したことも学びます。美術部の皆さんが、地域を大切に思う人材に育つことを意識した学習内容としました。

2、今村清之助氏とは

1864年(元治元年)に出原村(現在の高森町出原地区)の今村吉左衛門の次男として生まれます。

横浜へ出て商売を学び、苦労をしながらもコツをつかんでいきました。

1878年(明治11年)には東京株式取引所(現在の東京証券取引所)の設立に関わりました。

陸奥宗光氏※らとサンフランシスコやニューヨーク、イギリス、フランス等を外遊します。鉄道の発達に魅力を感じます。

帰国後、日本国内の様々な鉄道事業の出資、設立、経営に携わり、鉄道王と呼ばれました。

模範的な銀行と言われた、今村銀行を設立します。

1902年(明治35年)に惜しまれながら世を去りました。

 

※陸奥宗光氏ー後に外務大臣となり、カミソリ大臣と呼ばれました。

3、文化財を通じた子育ての取り組み

今村氏は出原村を離れて事業に成功した後も、ふるさとのことを想い続けていました。

出原村にある出早神社へは、陸奥宗光氏に依頼して書いてもらった、のぼり旗を送りました。名前を伏せて出早神社へ寄付を申し出たことも、手紙に残っています。出原区内には、地区の皆さんに毛布を送った逸話もあります。

今村氏のように、ふるさとを大切に想う人に育ってほしい、またふるさとを離れることがあっても、地域を想う気持ちを持ち続けてほしいことを伝えました。

 

第7回松岡城址秋を観る会では、青葉の笛ななつ星の皆さんが、生徒が色を塗った絵を使って紙芝居を上演しました。今回の学習会用にビデオを撮影しておいたものを、生徒に見てもらいました。中学生の活動が地域の中で活かされ、地域とつながっていることを学びました。

 

高森町教育委員会事務局では、地域の歴史や文化財を通じて、子どもたちが地域に関心や愛着を持つ取り組みを行っています。

この記事に関するお問い合わせ先
教育委員会 文化財保護係

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