更新日:2022年06月03日

特定外来生物を駆除しましょう

特定外来生物について

特定外来生物とは

もともとその地域にいなかったのに、人間活動によって、他の地域からもちこまれた生物(外来生物)のうち、地域の自然環境に大きな影響を与えたり、農作物に被害を与えたりするものを法律※により『特定外来生物』として指定しています。

※特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(平成16年6月2日法律第78号)

特定外来生物の規制

特定外来生物は、飼育、栽培、保管、運搬、輸入、譲渡のほか、野外へ放つこと、野外に植えることなどが原則として禁止されています。
生きているものが対象となりますが、個体だけでなく、卵や種子(胞子)、分断された茎や根も特定外来生物に含まれます。

禁止されている行為の例は、
・特定外来生物に指定されている魚を釣った後、生きたまま家に持って帰る。
・特定外来生物に指定されている魚を釣った後、生きたまま別の湖沼や池、河川に放つ。
・特定外来生物に指定されている植物が野外で種をつけているのを見つけたので、種を採って野外の別の場所にまく。
などです。

私たちにできること

外来生物の中には、繁殖力が強く、あっという間に増えてしまう種類があり、いったん広がってしまった外来生物を駆除するには、たくさんの労力や時間、またお金もかかります。

このため、外来生物を「入れない、捨てない、拡げない」の3原則を守ることが重要です。

外来生物被害予防三原則

1 入れない ~悪影響を及ぼすかもしれない外来生物をむやみに入れない

2 捨てない ~飼っている外来生物を自然のなかに捨てない

3 拡げない ~自然のなかにいる外来生物は他の地域に拡げない

町で駆除を推進している植物

町で生育が確認されている「アレチウリ」「オオキンケイギク」について、繁殖が拡大しているため駆除を推進しています。

※この他に確認されている特定外来生物は、『高森町の動植物』の431ページに掲載されていますので、ご興味のある方はご覧ください。

みなさんの身近な場所にも生育している可能性がありますので、自宅の敷地内や地区・自治会の管理地など確認及び駆除をお願いします。

アレチウリ

国道に繁茂しているアレチウリ

アレチウリとは

北米原産。ウリ科の一年生草本。

生育速度が非常に速いつる性植物で、長いものでは10m以上にもなります。果実には硬いトゲをつけます。

どんな被害を引き起こすのか

生態系:在来植物の駆逐・生物多様性の低下

・つるを伸ばして他の植物を覆い、日光を遮って駆逐する

・河川敷に固有の在来植物の減少を招く

産業:農作物への被害

・畑地の農作物を覆い、収量低下を招く

駆除の方法

抜き取り

1年草のため根が浅く、根を残さないように抜き取れば、個体を確実に駆除できます。

アレチウリのみを対象とするため、他の植物への影響が小さいこともメリットです。

ポイント

・スコップや根掘り等を用いて、根ごと抜き取る

・成長すると長いつるを伸ばして抜き取りにくくなるため、芽生え期から成長初期が狙い目

・年3回以上継続して実施する

刈り払い

広範囲を防除したい場合に適しています。

貴重な植物等が生育している場合には、刈り残す等の注意が必要です。

ポイント

・刈払機等で地上部を全面的に刈り取る作業は、抜き取りに比べると軽微であり、開花結実を抑制し、土壌への種子供給を減らす効果がある

・年3回以上継続して実施する

作業後の処分方法

・駆除したアレチウリは、密閉できるごみ袋(燃やすごみ袋ならそのまま燃やすごみとして出せます)に入れて枯らす

・「燃やすごみ」として出す(燃やすごみ袋に入れるか稲葉クリーンセンターへ直接搬入してください)

オオキンケイギク

天竜川堤防に繁茂しているオオキンケイギク

オオキンケイギクとは

北米原産。キク科の多年生草本。

過去に園芸用や緑化用に流通した経過があり、河川敷や道路に黄色い花の大群落をつくっています。

どんな被害を引き起こすのか

生態系:在来植物の駆逐・生物多様性の低下

・繁殖力が旺盛であり、大きな群落を形成

・他の植物に届く光を遮り、生育を阻害して他の植物種を駆逐する

・河川敷に固有の在来植物の減少を招く

駆除の方法

抜き取り

オオキンケイギクのみを対象とするため、他の植物への影響が小さいこともメリットです。

抜き取った株に花や果実が付いている場合は飛び散らないよう、袋に入れる等の配慮が必要です。

ポイント

・種子のほか根茎でも拡がり、根茎の一部分でも残っていればそこから再生するため、根ごとしっかりと抜き取る

・年3回以上継続して実施する

刈り払い

広範囲を防除したい場合に適しています。

貴重な植物等が生育している場合には、刈り残す等の注意が必要です。

ポイント

・刈払機等で地上部を全面的に刈り取る作業は、抜き取りに比べると軽微であり、開花結実を抑制し、土壌への種子供給を減らす効果がある

・年3回以上継続して実施する

作業後の処分方法

・駆除したオオキンケイギクは、密閉できるごみ袋(燃やすごみ袋ならそのまま燃やすごみとして出せます)に入れて枯らす

・「燃やすごみ」として出す(燃やすごみ袋に入れるか稲葉クリーンセンターへ直接搬入してください)

引用・参照元

町で行っている駆除の取り組み

GAIRAIバスターズ

令和2年度から発足し、町の特定外来生物(アレチウリ・オオキンケイギク)駆除を行っています。

隊員は、募集を行い、申し込みをいただいた町民24名(令和4年6月1日現在)です。

活動は、5月~9月にかけて、週1回程度町内の特定外来生物の繁茂箇所での抜き取り駆除作業をしています。

作業中に見つけためずらしい植物を休憩時にみんなで観察したり、情報交換をしながら楽しく駆除を行っています。

隊員は5月~9月まで随時募集していますので、参加してみたい!興味がある!という方は役場環境水道課までお気軽にお問い合わせください。

この記事に関するお問い合わせ先
環境水道課 環境係

電話:0265-35-9409 / ファックス:0265-35-6854

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