【教育×ICT】岡山大学との共同事業「マイクロ・ステップ・スタディ」スタートしました!

マイクロ・ステップ・スタディ

 高森町では、2019年度まで小学校5・6年生を対象とした基礎学力向上を目的に、岡山大学との共同研究事業として、同大学院教育学部の寺澤孝文教授が提唱する「マイクロ・ステップ学習法」を実装したWebドリルを導入しました。

 今回、そのドリルを発展させ、2020(令和2)年度より高森中学校の1、2年生の生徒の皆さんの基礎学力と意欲の向上を目指す教育の一環として、岡山大学が提供する新型e-Learning(通称:マイクロステップ・スタディ)を導入することといたしました。

 これは、岡山大学大学院教育学研究科実践データサイエンスセンターと高森中学校との共同事業となります。今回、岡山大学からはドリル学習に特化したタブレットを1年生・2年生に貸し出し、基本的には家に持ち帰って頂き、英単語ドリルを中心に行って頂きます。

※ 岡山大学大学院 寺澤孝文 教授は、教育ビックデータ研究分野の第一人者です。先生は、茨城、岡山、兵庫、大阪、京都、静岡等、多数の小中学校で実践研究を重ねられるとともに、このドリルシステムが、大学受験・TOEIC学習用英単語学習ソフト(NINTENDO DS専用/『THEマイクロステップ技術で覚える英単語』)に実装される等の実績もお持ちです。また、寺澤先生ご自身が高森町(山吹)のご出身ということもあり、共同研究という形でご指導をいただく運びとなりました。

(今までの取り組み)タブレットでドリルに取り組む児童

(今までの取り組み)北小学校の様子

今回のドリル学習の導入について

・今回、英単語を教材として重視しているのは、小学校にて英語が必修科目となったこと、そして中学校の教科書が変わることで、今の1年生2年生が「小学生までに覚えておかなくてはならない英単語」が大きく変化することに対応するためです。

・また、今回のタブレットの貸出については、今、町で進めているGIGAスクールの「1人1台タブレット整備」とは別のもので、今までの岡山大学との共同事業のつながりの中で進めるものです。

令和2年10月16日、10月19日に生徒たちにドリル用端末を配布

令和2年10月16日、10月19日の2日間をかけて、今回の対象となる中学校1年生、2年生にドリル用携帯端末を配布しました。

子どもたちには、専用のIDとパスワードが一緒に配布され、ドリル学習を体験しました。

また、岡山がジーンズで有名なことから、岡山県岡山市にある、全国でも著名なジーンズメーカーである株式会社BOBSON様より提供された専用のケースを一緒に配布。ネックストラップもついており、落下防止の役割もあります。

子どもたちが、今後はこの端末を使って、勉強に勤しんでくれることを期待します。

岡山大学大学院の寺澤孝文教授から主旨説明

岡山大学大学院寺澤教授

クラスごとに説明を受けながら自分の端末を開封

クラスごとに説明を受けながら自分の端末を開封

デニム生地の専用ケース

デニム生地の専用ケース

ドリル画面

ドリル画面

ドリル導入で期待される5つの効果

1)学習効率の向上  児童生徒の習熟度を個別客観的に判断し、個々の理解度に合わせた問題を適切なタイミングで出題することで、学習効率が向上。
2)褒める機会の増加  児童生徒の習熟度が可視化(グラフ化)され、それがフィードバック(返却)されることにより、テストの点数以外で、親や先生が児童を褒める機会(材料)が増加。
3)自己肯定感の向上  児童生徒自身が、毎日の取り組みの結果(理解度の伸び)をグラフとして客観視し、その結果がテストの点数に結びつくことで、自信につながる。また、フィードバックを受け、親や先生から褒められることで、自己肯定感が向上。
4)基礎学力の底上げ  上述の1~3を受け、学習意欲が向上し、ドリル以外の学習にも好影響を与えることで、学習時間の増加と基礎学力そのものの底上げ等につながる。
5)その他の効果  回答結果の傾向の変化等から、児童の心の揺らぎを顕在化する「心の体温計」としての機能を活かし、事前に予防策を講じることができる。

※現在は紙ベースのフィードバックですが、将来的にはメール等の配信も行ってまいります。 

情報モラル教育の実施

 近年、全国的にSNS等でのいじめ、ゲーム時間の増加など、情報通信機器やインターネットと子どもの関わりが課題となってきています。

 高森町では、こうしたマイナスの側面にも光を当て、ネットやスマホと上手に距離感を保って、安全に付き合っていけるよう、子ども達に対して啓発していくことが大切であると考えています。

「小原ヶ丘憲法」の改定

 高森町では平成20年(2008年)に、高森中学校生徒会が「いじめのない学校」を目指し、「小原ヶ丘憲法」を制定しました。

 制定から10年を経た平成30年(2018年)には、SNSの利用も増えてきたことから、第4条目に「SNSに人を不快させることを書いてはならない」の一文を加え、時代に即した改定を行い、全校集会や授業の中で取り上げ、ネットによるいじめ防止に取り組んでいます。

小原ヶ丘憲法前文

小原ヶ丘憲法前文

小原ヶ丘憲法条文

小原ヶ丘憲法条文

PTAで作成!「みんなで守ろう!高森町ネットルール」

 また、その他の取り組みの一つとして、各校PTAの皆さんが考えてくださった、「みんなで守ろう!高森町ネットルール」があります。親子で読み合わせることで、各ご家庭のスマホ・ネットモラル教育にも活用いただくことができます。

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 学校教育係

電話:0265-35-9416 / ファックス:0265-35-2973

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