地域包括ケアシステムの構築を目指して
地域包括ケアシステムとは
高齢化に伴い、国民の医療や介護の需要が、さらに増加することが見込まれています。このため、厚生労働省において、2025年(平成37年)を目途に、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援を目的として、地域包括ケアシステムの構築を推進しています。
地域ケア会議とは
地域包括ケアシステムを構築する方法の一つとして、「地域ケア会議」があります。この会議の中で、高齢者に対する支援の充実と、それを支える社会基盤の整備を同時に進めていきます。地域ケア会議は、地域の現状や課題について、住民が共通の認識を持ち、さらに暮らしやすい町にするために話し合う貴重な機会です。
第2回高森町地域ケア会議が開催されました
日 時:平成28年12月10日午後2時から
場 所:福祉センター 大ホール
参加者:区長さんをはじめ民生委員、町内にある公共機関をはじめ民間の事業所
内 容:各地区の高齢者の「高齢者独居、二人暮らしの方をどう支えるか」~地域での見守りについて考える~をテーマに、複数のグループに分かれての検討
第2回高森町地域ケア会議まとめ (PDFファイル: 287.8KB)
第1回高森町地域ケア会議
日 時:平成28年9月29日午後7時から
場 所:役場3階大会議室
参加者:医療・介護の専門職約70名
目 的:同職種・多職種との顔の見える関係づくり、本人や家族が安心して在宅介護ができる体制づくりの構築を目的に行いました。
内 容:会議目的を確認と共有、「在宅での看取りを考える」をテーマに6グループに分かれての検討を行いました。
見えてきた課題:
【広域的に取り組む課題】
医師の負担軽減
訪問看護の人員確保と体制整備
必要時に入院・入所できる後方支援病院・施設の確保
関係機関のスムーズな連携の構築
24時間相談や連絡ができる体制の整備
介護休暇のとれる職場の環境、収入減の確保
【町が取り組む課題】
介護者の話を聞いてもらえる場をつくる
介護者の負担軽減のためのサービスを充実させる
本人、家族が事前に話し合い、意思表示ができるようにする
住民が在宅療養や看取りについての知識を得る機会を設ける
介護力の低下、介護者不在への対策を検討する
更新日:2017年03月27日