更新日:2021年11月04日

令和2年度 高森町成人式 式辞

本日ここに「令和2年度高森町成人式」を挙行するにあたり、小平議会議長を始め、来賓の皆さま方、恩師の先生方には、公私とも大変お忙しい中、ご臨席をたまわり厚く御礼を申し上げます。

 

この会は、本来であれば年明けの1月3日に開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の蔓延により、本日まで延期せざるを得ませんでした。

やっとここへきて、ワクチン接種も進み、なんとか第5波を乗り切り、全国で感染者は激減、南信州圏域の警戒レベルも低下、緊急事態宣言・まん延防止等重点措置も解除、都心の飲食店への時短要請も解除となり、落ち着きを取り戻してはいます。しかし、コロナ禍での開催は、お集りの皆さんやご家族の皆さまはもちろん、式典の企画・運営に携わっていただいた実行委員会の皆さん、公民館教養部の皆さまに、大変なご心配とご苦労をおかけしたと思います。本日のためにご尽力いただきましたこと、心から感謝申し上げます。

 

さて、本日晴れて成人式を迎えられました172名の皆さん、やっとこの日を迎えることができました。本当におめでとうございます。

また、今日まで愛情深く育てて来られましたご両親をはじめご家族の皆さまに心からお祝いを申し上げますとともに、これまで、温かく見守っていただきました恩師の先生方、地域の方々に感謝申し上げます。

 

皆さんもご存じのとおり、新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって、私たちはこれまでとは違う生活、現状を受け入れざるを得ない状況となりました。仕事では、テレワークやZoomでの会議が推奨され、大学・専門学校では当たり前のように対面授業からオンラインに変更、ともすれは、友だちとの談笑の場や懇親の機会もオンラインで、といった生活スタイルとなりました。このデジタル社会の拡大は多くの利便性をもたらしたのかもしれません。しかし、一方でネットやオンラインでは埋めてくれないものもたくさんあると気づかされたのではないでしょうか。それは、人と人が直接かわす会話の大切さ、人の心の温かみを感じ合う機会の大切さだと思います。先輩や後輩で情報を共有しあったり、飲み会をしたり、思いっきり遊んだり、旅行をしたりという多くの人との関わりや経験は、多様化する社会の中でも、最も大切なものだと気づいたはずです。

これからの社会では、デジタル技術という「道具」を利用しつつも、人々の「つながり」や「共感」を大切にする社会をつくることが求められています。皆さんは、この厳しい状況の中で大人への一歩を踏み出した、ある意味数少ない人たちであり、ぜひ、新しい社会をリードする一員として、前向きに進んでほしいと思っています。

そして皆さんの故郷高森町は、皆さんに熱い期待を寄せ、温かく見守っています。

高森町では、2030年に向けた将来像を「なりたいあなたに会えるまち~日本一のしあわせタウン高森~」とし、そこに住む皆さんの自己実現とともに、高森町に関係する皆さんが、自分たちの力で地域や町を担っていただくまちづくりを目指しています。リニア中央新幹線、三遠南信自動車道の工事は着々と進み、当地域はこれまでとは全く違う変貌を遂げようとしています。成人を迎え、ここにいる皆さんはきっと自分自身の夢を持ち、将来をイメージしていると思いますが、少しでもそのイメージを地域や高森町を繋いでいただき、高森町が元気になるよう私たちと一緒に頑張っていただけると幸いです。

 

最後に二つお願いです。

まず、本日10月31日は、衆議院議員総選挙、最高裁判所裁判官国民審査の投票日です。選挙は政治に皆さんの意思を示す大切な場です。高森町では町民体育館を共通投票所として、町民の方であればどなたでも投票ができるよう準備をしています。まだ投票が済んでいない皆さんは、成人式の記念にもなりますので、必ず投票をお願いします。

 次に、本日の成人式が一生に一度の素晴らしい思い出として記憶に残るよう、式典終了後においてもコロナ感染症対策に心掛けていただきつつ、一方で、地域の経済対策にもご理解いただきながら、楽しんでいただきますようお願いいたします。

 

結びに、新成人の皆さんをはじめ、お集まりの皆さま方の一層のご活躍とご多幸を心からご祈念申し上げ、式辞といたします。

 

令和3年10月31日

 

高森町長 壬生 照玄

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