更新日:2020年01月01日

令和2年1月1日 新年のごあいさつ

新年あけましておめでとうございます。

町民の皆さまには輝かしい新年をお迎えのことと、心よりお慶び申しあげます。

 

10月12日から13日にかけて日本を襲った台風19号は全国に甚大な被害を与えました。県内でも主に東北信で河川の堤防の決壊、氾濫、土砂崩れなどが発生し、尊い命が失われ、今なお避難生活を送られている皆さんが多くいらっしゃいます。

 お亡くなりになられました皆さまに心よりご冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された皆さまにお見舞い申し上げ、一日も早く日常の生活に戻ることができますことを心よりご祈念申し上げます。

台風19号災害においては、多くの町民の皆さまが被災地への支援活動を行ってくださいました。ご協力いただきました皆さまに改めて御礼申し上げます。

この災害では特に災害ゴミの対応が課題となっています。南信州広域連合でも稲葉クリーンセンターでの災害ゴミの受入れを予定していますが、より多くの災害ごみを処理するためには一般の生活ごみを減量する必要があります。高森町は町民の皆さんの意識も高く、積極的にごみの分別、リサイクルを進めていただいていますが、ビニールごみの分別や生ごみの減量化等による、燃やすごみの削減へのご協力をお願いします。被災地へ行けなくてもできる復興支援として、町民の皆さまのご理解ご協力を改めてお願いいたします。

また、現在町では、台風19号災害義援金募金箱を役場受付など町内5ヶ所に設置しています。お寄せいただいた募金は長野県協同募金会を通じ全額が県内の被災地支援に充てられます。町民の皆さんによるさまざまな支援の積み重なりが、大きな支援となって被災地の復興につながります。これからもできる範囲でご協力をお願いいたします。

 

人口減少少子高齢化時代を迎え、町では町民の皆さまの居住性の向上、幸福度の向上を目指し、地方創生総合戦略「日本一のしあわせタウン総合戦略」に基づき、子育て支援の充実、教育、福祉の充実に努めてきました。

しかし、高森町の人口減少少子高齢化は、予想以上に加速しています。

この総合戦略も5年を経過したことも踏まえ、町の全体計画とともに、新たな目標を立てるために、昨年これまでのまちづくり懇談会のやり方を見直し、「2030年こんな高森町になっていたらいいな」をテーマに、ワークショップ形式で懇談会を行いました。参加された皆さまから前向きなご意見を沢山いただき大変ありがとうございました。同様に中学生、高校生、大学生、消防団、あったかてらすの来場者の皆さまとも懇談を行いました。

中学生、高校生、大学生からは、自然や景観を維持し活かす取組みや、リニア中央新幹線開業に向け誘客や楽しめる場所の提供、若者が働く場所の確保などのご意見が多く、世代が上がるに従い、子育て支援、福祉の充実といったご意見が多く寄せられました。こうしたご意見を踏まえつつも、実は、世代に関係なく多くの町民の皆さまは、地元愛が強く、地域の中で自己実現を強く願っているといった想いを受け、第7次まちづくりプランの将来像を「なりたい『あなた』に会えるまち ~日本一のしあわせタウン~」とし、広報11月号で町民の皆さまにお知らせさせていただきました。

現在10年後この将来像に近づくための政策、施策の立案、町民の皆さまに分かりやすい目標値の設定を行っています。情報は随時広報誌やケーブルテレビ、ホームページで公開していきますが、ぜひ、新しい第7次まちづくりプランに興味を持っていただき、ご意見をお寄せいただきたいと思います。

 

2027年リニア開通まで、あと7年です。リニア開通を見据え、高森町が活力ある街になるためにも、町の新たな資源づくりは必要です。町では若手の職員を中心に、「千早原・パノラマ観光農園」「天竜川下平河原・川まちづくり」「段丘林再生」の3プロジェクトを立上げ、町の魅力づくり資源づくりの計画をスタートしています。今年度は、高森中3年生15名の皆さんもメンバーに加わり、プロジェクトごと検討を行い、イベントなどの実証実験も開催しました。中学生にとっては、リニア開通に向けた地域課題を学ぶとともに、自分たちの提案が実現することへの喜びを感じることができ、素晴らしい体験をすることができたと思います。

そのような中で、2027年開催予定の長野国体のカヌー競技の開催地が、「川まちづくり」を予定している天竜川流域で実施することに決定しました。今後は、町民の皆さまや民間企業の皆さまのご意見をいただきながら、具体的な事業化に向けての検討を進めてまいります。

 

地方創生の要は、地域を知り、地域を活性化したい、地域をプロモーションしたいと思っていただける「人」をいかに多く輩出できるかだと思います。そのためには多くの知見や活動を知り、それらを学ぼうとする意識が大切です。

一昨年4月にアグリ交流センター(旧蘭植物園)で、大人の社会人学校「信州たかもり熱中小学校」がオープンしました。熱中小学校のテーマは「もう一度7歳の目で世界を・・・」です。全国9校目の長野県校としてオープンしたこの学校では、4期26講座を行い、373名の県内外の皆さんが学ばれました。多数の著名な講師のお話を聞きながら、多様な交流の場、考える場、行動する場になっています。

来年度以降も継続実施してまいりますので、ぜひ多くの皆さんのご参加をお待ちしています。

 

2020年は東京オリンピック・パラリンピック開催の年です。

高森町のアグリ交流センターでは、国内外で活躍する人形劇作家 沢則行さんが、高さ約10メートルの巨大操り人形「モッコ」の制作を進めています。

巨大操り人形「モッコ」は、来年5月から7月に東日本大震災の復興をテーマに、東北3県や東京で開催される、東京2020オリンピック・パラリンピック公式文化プログラム「東京2020NIPPONフェスティバル」に登場する予定です。

「モッコ」は、いたずらっこを意味する宮城県の方言「おだづもっこ」に由来し、被災地の子どもたちが描いたイメージ画を元に、沢さんが立体的にデザインを手がけ、高森町で制作活動を行い日々成長しています。

3月までの週末には制作現場の見学会を開催しています。

また、完成後の4月には操演の公開練習などを当町で行い、東北へ出発する予定です。東北や東京公演のツアーなども企画する予定です。町民の皆さまとともに、高森町から東京2020オリンピック・パラリンピックを応援したいと思います。

 

人口減少、少子高齢化など、地方を取巻く課題は山積していますが、課題に気づき、解決の糸口のヒントは、常に町民の皆さまの生活の中から生まれてくるものです。課題解決の糸口が多いということは、可能性も多いということです。

私は、特に町にお世話になっている職員が「地域課題の気づくこと。その気づきを放っておかないこと。」が大切だと考えています。町民目線、地域目線の職員として、今年も一丸となって努力してまいります。皆さまのご指導をよろしくお願いいたします。

 

 終わりに、今年1年が町民の皆さまにとって、素晴らしい年となりますことを心よりご祈念申しあげます。

この記事に関するお問い合わせ先

総務課 行政係

電話:0265-35-9402 / ファックス:0265-35-8294

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