更新日:2019年08月16日

令和元年度 平和祈念式典式辞

多くの尊い犠牲を重ねた末に迎えた終戦から74年、今年も平和を祈る暑い夏がやってきました。

列島には台風が上陸し、西日本地域を中心に災害の心配がされていますが、小原ヶ丘の地から眺める「ふるさと高森」は、いつもの変らぬ美しい山々の姿や天竜川の流れが、平和であることのありがたさを物語っています。

我が国は、戦後の廃墟の中から復興し、産業、経済の飛躍的な発展を遂げ、世界の中でも先進国家の一員として目覚しい成長をしてまいりました。

改めて日本の平和と繁栄のための礎となられました、戦没者並びに犠牲者の御霊に衷心より哀悼の誠をささげますと共に、郷土発展のために尽くされた先人の皆さまのご努力の上に平和が享受されていることに感謝いたします。

昭和、平成から令和の時代に入り、戦後74年が経過しました。

戦争を体験した皆さまの高齢化も進んでおり、今後は、戦争を知らない私たち世代が、悲惨な戦争の歴史を決して風化させることなく、戦争を学び、教訓を後世に語り継いでいかなければなりません。高森町では、今年も8月5日から平和のかけはし使節団を派遣し、大勢の町民の皆さまから託された「折鶴」と共に、平和の願いを広島の地に届けてくれました。広島平和祈念式典への参加、語り部の河野きよみさんから貴重なお話をお聞きし、命の尊さや平和の大切さを胸に刻んで帰町されました。これからも町民一人ひとりが平和について関心を持ち、命の尊さを知り、お互いを尊重し合う事を、家庭や、学校、職場、そして地域で実践していただくことが、平和への近道であり、町民の皆さまにもお願いするものです。

今後も核兵器のない平和な世界の実現のために、地道ではあっても一歩ずつ努力を続けるとともに、高森町の豊かな可能性を切り拓き、町民の皆さまが安心して暮らせるまちづくりの実現に向け、全力を尽くしていくことをお誓い申し上げます。

終わりに、本日の式典にあたり、戦争の犠牲となられた御霊に対し、謹んでご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族をはじめご参列の皆様のご健勝とご多幸を心からご祈念申し上げ、式辞といたします。

 

 令和元年8月15日   高森町長 壬生 照玄

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