更新日:2018年12月10日

ごあいさつ

 

この度、高森町長としてお世話になることになりました、壬生 照玄(みぶ しょうげん)です。これからの4年間、高森町のリーダーとしてまちづくりに携わらせていただくにあたり所信を述べさせていただきます。

 

平成の合併において自立の道を選択した高森町は、厳しいながらも町民の皆さんと協力し合い、福祉の増進と笑顔あふれるまちづくりに向けて取組み、その結果、人口も微増してきました。前熊谷元尋町長は、子ども支援、子育て支援に力を注ぎ、多くの皆さんから「子どもや子育てにやさしい町」との評価をいただき、年少人口比率は県内上位を維持しています。

しかし、当町においても人口減少、少子高齢化の波は押し寄せており、平成27年度国勢調査では、初めて人口減に転じ、今後首都圏への若者人口流出が収束しない場合深刻な人口減少を招きます。また、これまでの人口増により、高齢化率の低下は近隣の他市町村の数十年先とも言われています。つまり、これからのまちづくりにおいては、これまでの政策の継続のみならず、地域経済や地場産業の活性化はもちろん、結婚、出産、子育て(教育)、老後などの多くの人々が抱える生活の不安を、町民の皆さんや地域、民間事業者や行政の協働によるまちづくりにより解消する必要があり、後世に向けてそのような人々を育成して行く必要があります。

そこで私は10年後の高森町を見据え、高森町に愛着を感じていただける人材育成を進めたいと考えています。小学生にはシニア世代などの地域人材を活用したコミュニティスクールを充実させます。中高生にはまちづくりへの達成感を感じていただけるよう、身近で感じている課題を話し合い、自分たちの手で課題解決を導くよう人的、金銭的支援を行います。また、全国10例目の社会人学校「信州たかもり熱中小学校」を平成30年度よりアグリ交流センターで開校し、「もう一度7歳の目で世界を・・・」をコンセプトに、地域学習から新たな事業展開への道を支援します。

 

2027年にはリニア中央新幹線が東京名古屋間で開通します。当地域は陸の孤島と言われた時代から首都圏へ位置づけられようとする一方、若者流出を加速させるなどの課題もあります。伊那谷を魅力ある地域として交流人口を促進し、都心に近い田舎町としての定住事業などを上伊那地域も含む南信州全体で展開する必要があります。高森町は天竜川が織りなす河岸段丘やアルプスの山並み、田園風景など、豊かな自然に囲まれ居住性の高い町です。この美しい河岸段丘の景観や農村風景などを守り育てる施策を積極的に展開しながら、首都圏との二地域居住、移住促進などに取組みます。

 

私は23年間役場でお世話になり、多くの町民の皆さんと交流させていただきました。高森町や町のために頑張ってくださる町民の皆さんが大好きです。

これまでの行政目線ではなく、町民の皆さんと同じ目線に立ち、町民の皆さんの「幸せ」や「伊那谷の将来」に応えるため、皆さん声をお聴きし、現場をしっかり視て、まちづくりを考え、これらの課題を一歩一歩確実に克服し、「高森町の今と未来のために」頑張ります。ご支援、ご協力をお願いいたします。

 

2018年1月