更新日:2019年09月20日

令和元年第6回高森町議会定例会あいさつ

本日ここに、令和元年第6回高森町議会定例会を開催いたしましたところ、議員各位におかれましては、何かとお忙しいところご出席いただき、諸案件に対しご審議いただきますことに対し、厚く御礼申し上げます。

 

 8月25日に開催した第48回 全日本天竜川カヌー競技大会において、出場した86名の選手のお一人、下諏訪町の寺田祥一さんが、競技中に落命するという悲しい事故が発生しました。長野県カヌー協会と共に本大会を主催する高森町として、亡くなられた寺田さんのご冥福をご祈念すると共に、事故原因の究明に向けて警察当局の捜査に全面協力しつつ、可能な限り情報集約と整理に努めています。

事故後は、当地に駆け付けた傷心のご遺族の気持ちに寄り添い、お支えするよう担当課を中心に全力で努めました。8月27日から28日にかけて、寺田さんのご友人など多くの皆さんが当町に駆け付け、お別れを告げられました。そして28日に、ご親族が見守る中で丁重に荼毘に付されました。ご遺族からは、町に対して温かいお礼の言葉まで賜り、恐縮ながらも感謝に堪えません。

以上、この大会にご参加、ご協賛、ご協力をたまわっている全ての皆様に謹んで報告致しますとともに、このような事態になりましたことを深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございません。

 

 平成29年度に発生した保育園の園外保育における事故に関し、8月5日、高森町保育所事故検証委員会から「高森町立保育園において発生した死亡事故の検証等に関する報告書」が提出されました。

報告書の指摘事項については真摯に受け止め、改善すべき内容については直ちに取組みを進めてまいります。二度とこのような事故を起こさないことはもちろんですが、提言内容を反映させ、高森町の保育園は本当に安全で安心な場であると誰からも言っていただける保育園とします。議員各位、町民の皆様にもご理解ご協力をお願いいたします。

また、検証委員の皆様には公私ともに大変お忙しい中、1年半もの間15回の委員会でご協議いただきました。また、報告書作成にあたり保護者や関係機関の皆様にも多大なご協力をいただき、関係の皆様に改めてお礼申し上げます。

 

次期町振興総合計画策定に関しましては、今年度1年間という短期間での策定ではありますが、早稲田大学マニフェスト研究所中村健先生のご支援のもと、概ね計画どおり進捗している状況です。

5月上旬から7月下旬にかけ開催したまちづくり懇談会では、地域住民の皆様を始め、消防団やPTA、保護者会等の20代から40代の子育て世代、中学生、南信州出身の首都圏大学生、地元高校生の皆さんと直接懇談し、「10年先の高森町のありたい姿」「今後10年間で町が重点に取り組む施策」等に関して貴重なご意見、ご提言をいただきました。

町では、その後、皆さまのご意見等のまとめを行いながら、総合計画の柱となる「将来像」を端的に表すキャッチコピー策定を進めてまいりました。総合計画づくりに全職員が関わるための取組みとして、8月9日から14日にかけ、役場職員一人ひとりにキャッチコピーの提出を求め、議員各位が6月20日中村健先生との総合計画振返りの中で考えられたキャッチコピーも含めた、全105キャッチコピーについて職員による投票により上位10に絞り、8月15日には、その上位10に関して理事者を除く幹部職員にてさらに上位5に絞り込み、8月21日中村健先生と私ども理事者にて協議を行い、3つに絞り込んだところです。

ここで、その3つをご紹介申し上げますが、このキャッチコピーには職員が考える高森町の10年先のまちづくりへの想いが込められていますが、いずれも、私が町長就任以来、今後のまちづくりにとって最も大切だとお伝えさせていただいてきた「人材が育つこと」、「町民が主体となってまちを創っていく」ことの意を充分に表しているものと考えています。

今後、議員各位のご意見等もいただければと考えています。

 1.「なりたい“あなた”に会える町」~日本一のしあわせタウン高森~

 2.「あなたの声が形になる みんなで作り上げる高森町」

 3.「みんなの“ちょっとずつ”が形づくる「地域力」のまち 高森」 です。

町民の皆様から頂いた「10年先のありたい姿」の中では、医療・福祉の充実、介護、高齢者支援、子育て環境の充実、地域全体での子育て支援に関するご意見が多くありました。高森町にある自然の価値に言及し、自然環境の維持や景観保全を望む意見がある一方で、若者向け施策の充実、リニア開通に伴う対応の必要性への言及等もあり、これらのご意見は、将来像策定後の施策体系づくりや基本目標決定等において、十分な議論を行う中で反映してまいります。

7月31日の臨時会において、町内保育園5園から4園への方向性について、私立吉田河原保育園に吉田区全体を包括する保育園として担っていただくこと、上段地域にみつば保育園の新園舎を建設し、民営化に向けた検討を進めることをお話させていただきましたが、これらの保育園建設に関わる意見交換会を8月20日から計4回、吉田、みつば両保育園、あったかてらす、福祉センターにおいて開催しました。

意見交換会では、これまでの検討経過、人口、出生推移、保育園の入所状況、また今後のスケジュールについて説明をさせていただきました。

新保育園が吉田河原保育園で建設、運営される予定の吉田保育園での意見交換会では、私立保育園への移行への不安、大規模災害を見据え早期建て替えを望む声が聞かれました。

新園舎建替え場所、運営体制を含めて検討していくみつば保育園では、規模、用地面積、民営化によって変わることなど質問がありました。

また、未満児保育に重点を置いた園舎の建設、安全な場所への移転等のご意見をいただきました。

今後は、意見交換会の資料、寄せられたご意見等をHPで公開するとともに、全保育園の保護者、あったかてらすの利用者の皆さんへアンケートによる意見聴取を実施し、早期にみつば保育園民営化などについて検討を進めたいと思います。また、具体な計画の準備が整い次第議会にお諮りするとともに、保護者説明会を順次開催してまいります。

 

関東甲信越地方は平年より8日遅く7月29日に梅雨明けを迎えましたが、その後は気温35度以上の猛暑日が続き非常に厳しい夏となっており、熱中症疑いによる救急搬送人員数も急激に増加しています。今後も厳しい残暑が続くことが予想されます。気象状況に注視しながら、注意喚起を続けますが、町民の皆さまにおかれましては体調管理に十分気を付けていただきますようお願い申し上げます。

また、当圏域は三六災害の例を見るまでもなく豪雨に見舞われれば土砂災害の危険が高い地域です。これから本格的な台風シーズンを迎えることから、町民の皆さんの安全な暮らしを守るため、防災対策の推進に努めますとともに、必要な警戒を怠らぬよう努めます。

令和元年度も上半期が過ぎようとしていますが、7月末臨時会以降の各課の取組み状況について、ご報告いたします。

 

はじめに、総務課関係です。

新たな公共バスについて、昨年度末、概要について地域説明を行い、今年度に入ってからは地域のサロンなどの場にお伺いし、関係の皆様からご意見をいただきました。それらのご意見を踏まえ、ルートなどを再考し8月30日高森町地域公共交通協議会を開催し、新たな公共バスの実証実験についてご承認いただきましたので、予定通り10月から新たな地域の足となる公共バスの実証実験を始めます。今後、令和2年3月末までは新たなルートでの無償で実証実験を行い、その間、新たなルートについて利用者のご意見を伺う予定です。

令和2年4月からの有償の実証実験を経て、同10月から公共交通として本格運行をいたします。

少子高齢化がますます進行し、今まで以上に交通困難者の増加が見込まれる将来にあっても町民の皆さんが安心して分かりやすく移動できる公共バスを目指します。免許のある方、無い方問わず多くの方に公共交通を利用いただくことで、益々利便性を向上することにもつながります。ぜひ、多くの方に関心を持っていただきたいと思います。

将来の勤め先として高森町や南信州地域にUIターンを考える学生を対象に、深く地域を知ってもらうとともに、高森町について学ぶ場を提供することを目的に、8月8日と9日の両日、高森町役場の職場体験を行いました。高校1年生から大学院生まで、また、高森町だけでなく近隣市町村出身の学生15人に職場体験に参加いただきました。私との懇談では、町が進める地方創生の取組みや各プロジェクトについてお話をさせていただきました。また、若手職員との懇談では公務員に対する疑問など、気楽な雰囲気の中で意見交換を行いました。

高森町の風景などの写真を参加者同士でプレゼンテーションする時間では、高森町の好きなところ、将来に残していきたいところ、これから発展させていきたいところなど、学生の視点で高森町について語り、参加者同士で質問や意見交換がされるなど学生にとっても良い経験の場となったと思います。

参加者へのアンケートからは、高森町のことをもっと知りたくなった、もっと町のことに関心を持ちたい、将来高森町役場に就職したい気持ちが強まったなど、前向きなご意見を寄せていただき、次代を担う若い皆さんがまちづくりに関心を持っていただく機会にもなったと思います。職場体験という目的でしたが、このような場も活用しながら若い皆さんがまちづくりに関われる場所づくりを今後も広げていきたいと思います。

次に産業課関係です。

来年の「東京2020NIPPONフェスティバル」に登場する巨大操り人形「モッコ」の製作がアグリ交流センターで進んでいます。目下の課題である作業ボランティアメンバーの募集を7月から始めたところ、8月3日、4日の作業現場一般見学会も奏功し、現在までに約20名の方が登録済みです。このうち、既に数名の方が熱心に作業に参加されています。今後もメンバーを募集しつつ、広く町民の皆さんが関わる機会を設けます。また9月下旬からは、町内の小中学生に、モッコと東北復興に関する学習の機会を、更に小学校の高学年を中心として実際に人形制作に関わる機会を設けます。

8月18日には、第96回目となる「市田灯籠流し大煙火大会」が、好天に恵まれ、盛大に開催されました。長期間にわたる綿密な準備を含め、一丸となってご尽力された地元出砂原自治会ほか関係の皆様に対し、心から敬意と感謝を申し上げます。

 

 さて、信州たかもり温泉の平成30年度決算の営業損益はマイナス9,868千円で、昨年よりも3,960千円、67%の損失拡大です。このうち湯ヶ洞は前年並み5,017千円の黒字、一方で御大の館は、14,886千円、前年比30%の赤字です。詳細は後ほど産業課長が報告しますが、収益悪化の最大要因は、御大の館の日帰り入浴客が前年比マイナス7.1%となるなど、売上が8.1%減少した結果です。

今期は、新バイオマスボイラー等による温水固定費の削減と環境性能向上を土台に、サービス充実等で売り上げを増やすなどの経営改善を、公社に強く要望します。

次に、建設課関係です。

天竜川かわまちづくり協議会により、「天竜川を遊びつくせ!~水辺から見つける地域の未来~」と題して体験型イベントを8月25日カヌー大会と併せて実施しました。これは、水辺から離れてしまった賑わいを取り戻し、そこから地域の元気を発信する「かわまちづくり」に向けた社会実験として取組んだものです。総合学習の一環として3プロジェクトに参加している中学生も応援に来てくれるなか、開始から多くの皆さんにお立ち寄りいただき、250名ほどのご参加をいただきました。特にSUPやラフティング体験などは早々に申し込みが予定人数に達する盛況で、関心の高さがうかがえました。

一方で、同日の残念な事故により水の危険も改めて実体験することとなりました。この事故が、ただ危険な場所として水辺から私たちを遠ざけることではなく、危険を正確に認識し十分な手立てのうえで水辺に親しむことのできる場づくりにつなげることこそが、これからの「かわまちづくり」に求められていることと肝に銘じ、今後も取組んでまいります。

当日ご来場いただいた議員各位、参加者の皆さまに改めて感謝申し上げます。

次に、環境水道課関係です。

平成30年度から実施してきました高森浄化センターの耐震工事につきましては、現場でのオキシデーションディッチ槽などの耐震工事が概ね完了し、本定例会において、日本下水道事業団との協定の変更につきまして、議案を提出しています。

また、現在、農集排吉田地区の公共下水道への統合に向けた下水道管及び下市田工業団地北側開発予定地への下水道管の布設工事、新鬼の手、山の寺配水池の築造工事などを実施しています。地域住民の皆様には、通行止め等でご迷惑をおかけしていますが、引き続き安全には十分留意し、早期の完成を目指して施工しますのでご協力をお願いいたします。

今年10月に消費税率が8%から10%に引き上げられることに伴い、町の水道料、下水道使用料につきましても、消費税率を10%に改定させていただきます。10月以降の使用分となりますので、11月検針、12月請求分からの変更です。

消費税率改定に伴う影響額等につきましては、9月の広報たかもりに掲載しています。なお、料金自体の値上げは実施していません。

次に、健康福祉課関係です。

高森町では、誰もが住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けていける取組みのひとつとして「地域ケア会議」を進めています。

9月7日には「元気の秘訣は運動にあり!」と題して、フレイル予防の三つの柱のなかの「運動」に焦点をあて考えます。多くの皆様のご参加をお願い致します。

自動車運転免許証を所持しない77歳以上の高齢者の外出支援として、タクシー料金の一部を助成し経済的な負担を軽減する寿タクシー事業について、7月からの実証実験を開始しました。8月末日現在で300名の方が登録され、974件の利用がありました。

10月1日の消費税率引き上げに伴い、生活応援が必要な方を対象にプレミアム付商品券の販売をします。現在高森町プレミアム付商品券の取扱店を募集しています。また、非課税世帯の皆さまからの申請書受付けを始めており、9月中旬より、申請のいらない子育て世帯の皆さんも含めて購入引換券を発送するための準備を進めています。

次に、税務会計課関係です。

税務会計課では、租税教育として次世代を担う児童や生徒が租税の意義や役割を正しく理解し、その使い道に関心を持ち、少しでも身近に税金を感じていただくために各種施策を実施しています。その一環として、南北小学校6年生を対象に「税に関するポスター」の募集を、高森中学校には「税に関する作文」を募集しました。

提出された作品につきましては今後選考を行い、入賞作品は町の広報やケーブルテレビ、アピタ高森店、まるごと収穫祭等で照会できるよう準備を進めていきます。

令和元年10月1日から自動車取得税が廃止され、軽自動車税の環境性能割が導入されます。これに伴い、軽自動車税の環境性能割の減免基準については、長野県県税条例に規定する自動車税の環境性能割の減免基準に統一されることになり、このたび長野県と協定書を交わしました。詳細はホームページに掲載してありますのでご覧いただきたいと思います。

次に、教育委員会関係です。

8月は平和推進月間でした。平和事業に中心となって取組んでいただく皆さんを平和へのかけはし使節団として募集し、広島平和のバス派遣事業、戦没者追悼平和祈念式典、平和学習会などの多くの平和事業に中心となって関わっていただきました。本年度は、高野団長以下、使節団45名が広島市を訪れ、戦争や原爆の悲惨さについて学び、平和の大切さを改めて感じ、それぞれの方がこの経験を自分の中にしっかり刻みこれからどのように平和に向き合っていくかを考えていく機会になったものと思います。

今後も、平和へのかけはし条例の趣旨に基づき、恒久平和の実現に貢献していくため、平和事業を途切れることなく継続します。

 

高森町の町立図書館と小中学校の司書が連携し、本に親しむ機会を多くの親子に提供する「たかもり読書クラブ・ほんとも」がスタートしました。7月には、根羽杉を利用し本箱を作り、図書館の本を選び、紹介カードを制作、ひとつだけの小さな図書館「ぼくの図書館わたしの図書館」を開催し、多くの小中学生親子に参加いただきました。今後も、公立図書館と学校図書館が連携し、幼児期からの成長に応じた読書による学びの機会を増やし、子どもの考える力や豊かな知識、勇気や知恵、生きる力を育てていきます。

時の駅において子育てと仕事を両立できる時間帯で働いている女性作業員による手作り企画「トンボ玉づくり体験教室」を8月3日に行いました。トンボ玉は、町内の発掘調査でも見つかっており、実際の体験を通じて歴史を学んでもらおうと企画されたものです。当日は参加された方が身近に歴史を感じていただく機会となっただけでなく、女性作業員の皆さまにとっても達成感のある研修機会となりました。

8月11日には信州大学の学生による文化財体験企画を実施しました。町内の親子が参加し、下市田学校では、子どもたちが教員となり、大学生と一緒に町の良さをまとめ、生徒である保護者に向けて力強く授業を行いました。文化財を通じて地域の魅力を知り、地域に愛着を持つことで、子どもたちが成長したときに、次の世代の子どもたちに町の魅力を伝える人材になってくれることを期待します。

さて、本定例会には、報告案件3件、条例案件5件、決算承認案件7件、補正予算案件6件、その他案件2件を提出しました。

議案第52号 高森町工場立地法の緑地面積率等に関する準則を定める条例の制定については、町内の特定工場の緑地面積を独自に定め、要件緩和を行うことで、新たな企業立地及び町内事業者の活性化を図るため提案するものです。

議案第53号 高森町印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例について、議案第54号 高森町手数料徴収条例の一部を改正する条例については、住民票等、町で発行する証明書の一部を、令和2年2月から全国54,000店舗を構えるコンビニエンスストアーで交付サービスを始めるため、必要な印鑑条例と手数料条例の改正を提案するものです。

議案第55号 災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例は上位法の改正にともない、償還金の支払い猶予など関係条文の改正を行うものです。

議案第56号 高森町消防団員の定員・任免・給与・服務等に関する条例の一部を改正する条例は成年後見制度に関する関係法令が改正されたことにより、地方公務員法の一部が改正されたことから、関係する条文の改正を行うものです。

次に補正予算関係です。

議案第66号 令和元年度一般会計補正予算(第3号)は、歳入歳出にそれぞれ367,303千円を追加し、総額を7,209,346千円とします。

主には、平成30年度決算により確定した歳計剰余金を繰越金に増額計上するもので、その他予算編成時の計上不足のほか、不測の事務事業、諸条件の変更などに伴い、現時点で必要不可欠な補正予算を措置するものです。

また、特別会計では、議案第67号から議案第71号の国民健康保険事業特別会計、後期高齢者医療特別会計、介護保険特別会計、農業集落排水事業特別会計、公共下水道事業特別会計で、一般会計同様、平成30年度決算による歳計剰余金の確定に伴う繰越金などを計上し、5つの会計全体で100,327千円を増額計上します。詳細についてはそれぞれ担当課長より説明させていただきます。

次に決算関係についてです。

議案第58号から議案第64号の各会計の平成30年度歳入歳出決算の認定については、後ほど詳細は一般会計を会計管理者、特別会計を担当する各課長より説明させていただきます。一般会計、5つの特別会計を合わせた6会計の総額は、歳入で10,753,870千円、歳出では10,026,589千円、差し引き727,281千円の差額となりました。

では、普通会計の決算統計情報から、主要なものをご紹介します。

まず、主要な財政指標についてです。普通会計の経常収支比率は83.6%で対前年比2.9ポイント下がりました。実質公債費比率は12.9%で対前年比1.8ポイント、将来負担比率は79.4%で対前年比23ポイントそれぞれ改善しました。また、財政力指数は0.41で、前年度の0.408に比し対し若干回復、平成26年度以降は毎年数値が向上しています。

主要な基金残高の合計額は1,604,360千円で昨年より151,055千円増加しました。主にはふるさと元気づくり基金へ190,000千円余りを積立てたことによりますが、将来の財政支出に備えるために公共施設等整備更新基金に約6,100万円、財政調整基金に約6,200万円などの積増しも行いました。また、起債残高は、5,909,646千円で前年度末より、172,808千円減少しました。

財政指標等の数値の改善は、こうした起債の償還を進めながら必要な借り入れのみを行い、将来に備える基金の積増しによるものです。

次に、普通会計の歳出総額は6,573,035千円で、対前年比131,505千円の増加となりました。下市田産業用地の整備や湯ヶ洞温泉バイオマスボイラーの導入など、大型事業の実施が主な要因です。

平成30年度は、第6次まちづくりプランの4年目、地方創生総合戦略の実行3年目であり、総合計画の基本計画に示した22施策体系に基づき、地方創生事業の推進を重点にまちづくりに取組みました。平成30年度施策評価は昨年11月に当年度評価を実施し、今回の町民アンケートや年度末実績を踏まえ成果指標や実績などを時点修正しております。この評価結果に基づき担当課において改革改善案を立案し、令和2年度予算編成に活かします。

国、地方を通じた財政環境は厳しさを増し、また、国全体で少子高齢化が進行、先行きも極めて不透明でありますが、現在策定中の新たな総合計画、総合戦略において将来の姿を的確に示し、将来にわたって持続可能な行財政経営になお一層努力してまいります。

 

以上申上げ、議会定例会開会にあたり私からのごあいさつとさせていただきます。議員各位並びに町民の皆さまには、今後ともご理解ご協力を賜りますようお願い申しあげますとともに、提出いたしました議案について、よろしくご審議の上、適切な決定を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。