「部活動の地域移行」説明会を開催しました
令和4年度、文部科学省より、部活動の地域移行の考え方が示され、長野県教育委員会からも市町村宛てに「令和8年度末を目途に、まずは休日の学校部活動を地域クラブ活動へ移行する」との方向性が示されました。この度、これらの方針を受け、児童生徒の保護者、町体育団体代表、部活動指導者、社会体育指導者等を対象とした、「部活動地域移行」説明会を開催しました。その様子をお伝えします。
説明会概要
- 日時:令和5年10月4日(水曜日)午後7時から午後9時まで
- 場所:高森町福祉センター大ホール
- 参加人数:28名(議員、報道機関、役場職員を除く)
国や県の動向について
長野県教育委員会事務局南信教育事務所飯田事務所 熊谷繁指導主事から、国や県の動向、そして飯田下伊那の動きを説明して頂きました。
高森中学校の現状について
高森町立高森中学校長 上澤浩先生からは、中学校の実態や生徒へのアンケート結果等から、現状を説明して頂きました。
ワークショップの実施
説明を受け質疑応答の後、今回の参加者にてワークショップ形式で、部活動の地域移行に期待することや不安、そして町のスポーツや文化活動の今後について望むこと等をまとめ、さらに、参加者の皆さんが全てのテーブルを回り、共感できる意見等にシールを貼ってもらう手法で、まとめてみました。
ワークショップをまとめたもの
今回の説明会を皮切りに、まずはこれからの部活動をどのような方向性に導いていくのかの検討に入ります。一方で、これは中学生の部活動のみならず、町全体のスポーツや文化活動を考えていく必要も出ています。
町では検討委員会等を発足し、部活動、これからのスポーツ文化活動の方針を決め、何かしらの形でまとめていきたいと考えております。
関係の皆様のご理解とご協力を、お願い致します。